錦織圭選手のリオ・オープン(ブラジル)は、第1シードでの参戦です。
アルゼンチンオープンでは、伏兵のドルゴポロフに負けてまたもや準優勝に終わってしまいましたが、今大会こそは久しぶりの優勝を観たいところですよね。
昨年は同時期にアカプルコで行われた大会に参戦し、2回戦でクエリーに敗れてたことでポイントはノーカウント扱いでしたので、失効ポイントはありません。
そのため、このリオオープンで活躍することが出来れば一気にポイントを稼ぐチャンスになります。
南米の暑い天候が続く中での連戦になるので、フィジカル的にはかなり厳しくきついものが有るかと思いますが、幸いにも臀部をはじめとした怪我の痛みが無いようなので、なんとか持ちこたえて優勝まで突き進んで欲しいですね!
鬼門となる初戦をいかに乗り越えられるかで、今大会の流れが見えてきそうな気がします。
バモス!ニシコリ!
対戦相手は、クレーコートを得意とするブラジルのエースプレーヤー
錦織圭の1回戦の相手は、
世界ランク76位のトマス・ベルッシ(ブラジル・29歳)になりました。
身長は188cmで左利き(バックハンドは両手)の選手です。
過去に4度のツアー優勝をしておりますが、何れもクレーコートでの優勝になります。
ベルッシは、自己最高世界ランク21位を記録している選手で、昨年の地元で行われたリオデジャネイロオリンピックでも、ベスト8まで進んでいます。
しかし、基本的にはミスの多い選手なので、調子のばらつきがあって中々高いランクを維持できていないように感じます。
因みに昨年のリオオープンでは、ドルゴポロフにフルセットの末に敗れて初戦敗退を喫しています。
対戦成績は、錦織圭からみて1勝0敗です。
2015年の全仏オープンで一度対戦していてこの時は錦織圭が3-0で勝っていますが、この時は2セット目まではどちらがセットを取ってもおかしくないくらいの接戦でした。
ベルッシのダブルフォルトが多かった(10個)ことで少し助けられたように感じました。
ベルッシは、体つきこそヒョロッとしてますが、リーチの長い手足を駆使して、しなるような強力なスピンをかけたストロークを打ってくるフォアハンドの強い選手です。
サーブでもトップスピンを掛けてきてかなり球が弾むため、錦織圭のような身長が低めの選手にとってはリターンするのが本当に厄介になるでしょう。
しかし錦織圭は前回対戦したローランギャロスでは、ベルッシのスピンサーブをライジング気味に叩くことで、本来だと頭上高く弾むスピンサーブを顔の前辺りでリターンしていました。
そのため、ポジションが高い位置でリターンできていたことで相手に時間を与えずに戦うことが出来ていました。
恐らく、今大会でも基本的には全仏の時と同じように積極的に前に出てベルッシのディフェンスを崩す必要が求められるのでは無いでしょうか。
錦織圭1回戦の試合開始日時と放送日時
2月21日(火)19:00以降 試合開始予定
(日本時間で、2月22日(水)朝7:00以降の開始予定)
テレビ放送は、BS朝日とGAORA SPORTS(スカパー)にて放送予定です。
BS朝日
2月22日(水) 19時〜20時54分(録画)
GAORA SPORTS
2月22日(水) 4時30分〜12時(生中継)
※尚、日本との時差は12時間になります。
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