錦織圭選手のBNPパリバオープンは、初戦(2回戦)が行われ、D・エバンスを 6-3、6-4のストレートで勝利して3回戦に進出しました。
この試合、いきなりブレイクされてどうなることかと思いましたが、直ぐにブレイクバック出来たことでその後の安定したプレイに繫がりましたね。
エバンスもサーブの入りが少し悪かったものの、プレイ自体は中々良くて時折素晴らしいショットもみせていましたが、この試合では錦織圭のプレイが上回っていましたね。
特に、南米のクレーでは不安定だったバックハンドのリターンやダウンザラインが安定して決まっていました。
また、相手のバックハンド側へのリターンも功を奏していた気がします。
そして2セット目は、錦織圭のサービスでとても安定感があり、鬼門の初戦といえど安心して観戦することが出来ました。笑
少し気になったのは、時折セカンドサーブが甘くなりエバンスに何度も叩かれていたことです。
このセカンドサーブになったときにどれだけポイントを取れるかどうかが次の試合に向けた大きな課題になる気がします。
対戦相手は、昨年今年悲願の初優勝を遂げたルクセンブルクのベテランプレーヤー!
錦織圭の3回戦の相手は、
世界ランク28位のジル・ミュラー(ルクセンブルク・33歳)になりました。
初戦の2回戦では、チェコのベセリーを7-6、6-1とストレートで勝利して3回戦に進出してきました。
この試合では、ミュラーのファーストサーブが冴えて15本のサービスエースを叩き込んでいました。
錦織圭との対戦成績は、0勝3敗となっています。
直近の対戦は2016年のスイスインドアで、この試合では錦織圭に対してマッチポイントを握りあわやという所まで追い詰めましたが、結局その後錦織圭に逆転されて負けてしまいました。
今年のシドニーで行われたアピア国際で、念願のATPツアー初優勝を飾っています。
いままで5度準優勝がありましたが、6度目でようやく手にした優勝なだけに、表彰式で涙を流して喜んでいた姿がとても印象的でした。
ミュラーと言えば、やはり193cmの長身から振り下ろす左打ちの高速サーブが魅力的な選手で、ファーストサーブの調子が自身の調子のバロメーターにもなってくる選手です。
試合運びとしては、ミュラーはサービスゲームでは頻繁にサーブアンドボレーを仕掛けてきます。
また、リターンゲームではスライスで上手く返球をしながら、相手のリターンが甘くなれば強い球を打ってネットに詰めて攻撃をしかけてきます。
つまりは、ネットプレイを軸に攻撃をしてくる選手と言えますね。
逆に左右に振られた場合のストローク合戦はそれほど得意ではなく、アンフォースドエラーも目立ちます。
錦織圭としては自身のサービスゲームでは極力ミスを減らしてキープを続け、リターンゲームでは相手がネットに出てきたところをパッシングで抜くような展開が必要になってくるでしょうか。
錦織圭2回戦の試合開始日時と放送日時!
3月14日(火)11:00 試合開始予定
(日本時間で、3月15日(水)3:00〜の開始予定)
テレビ放送の予定は、
NHK BS
3月15日(水)3:00~ ライブ
GAORA SPORTS
3月15日(水)3:00~ ライブ
※日本との時差は16時間です
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