先のBNPパリバオープンでは初戦から好調な滑り出しを見せた錦織圭でしたが、伏兵ソックに足下をすくわれてしまい、残念ながら昨年と同じベスト8止まりとなってしまいました。
しかしながら、次はいよいよ錦織圭が最も得意としているマイアミオープンです。
今大会の錦織圭は、マレーやジョコビッチの大会欠場もあり、過去マスターズ最上位の第2シードでの参戦となります。
2016年の大会では、決勝戦まで勝ち上がり初のマスターズ優勝も期待されましたが、絶対王者ジョコビッチに阻まれて惜しくも準優勝という結果に終わりました。
それでも、準々決勝の対モンフィス戦で魅せた粘り強いプレーをはじめ、たくさんの見せ場を作っての堂々の準優勝でした。
今年は上位ツートップが怪我で居ないことも有り、一番得意としている大会でどこまで勝ち上がってくるか、楽しみは尽きません。
初戦から厳しい相手と戦うドローではありますが、先ずは大事な初戦をいかに切り抜けられるかが大事なポイントとなりそうですね!
対戦相手は、怪我から復活してきた元世界ランク10位のビッグサーバー!
錦織圭の2回戦(初戦)の相手は、
世界ランク74位のケビン・アンダーソン(南アフリカ・30歳)になりました。
過去、シングルスで3度の優勝を飾っており、ダブルスでも1度優勝してます。
1回戦は、インディアンウェルズで16強入りしたセルビアのD・ラヨビッチを相手に、6-2、7-5とストレートで退けて2回戦に進出してきました。
因みに昨年の大会は足の怪我の影響により欠場しています。
錦織圭との対戦成績は、1勝2敗と負け越してはいますが、直近の対戦となった2015年の上海マスターズでは、ストレートで錦織圭を敗っています。
アンダーソンと言えば、なんと言っても203cmという長身を生かしたビッグサーブが魅力の選手ですが、ビッグサーバーの割にはストロークが強い選手でもあり、サーブで崩してネットに出て仕留めるイズナーやカルロビッチタイプでは無く、サーブで崩してストロークで仕留めるというストローカータイプの選手でもあります。
また、アンダーソンは基本、サーブやストロークは相手のバック側に集めて来る事が多いのですが、世界一のバックハンドと称される錦織圭相手には、常識通りバック側に球を集めてこない可能性も十分考えられるでしょうね。
昨年途中、足の怪我から復帰してからはそれほど芳しい成績を残しておらず、今シーズンも未だ2勝3敗という結果に留まっておりますが、試合内容は明らかに向上しており、ファーストサーブが良ければ錦織圭にとってはかなり厄介な相手になりそうです。
そんなアンダーソンですが、フットワークはそれ程良いわけではありません。
さらには、バックハンドのストロークの精度もそれほど高くはないので、錦織圭としては左右の揺さぶりとバック側へ球を集めることで、アンダーソンのミスを誘発させることが可能だと思われます。
慎重かつ大胆に攻めて、大事な初戦を乗り越えてほしいですね。
錦織圭2回戦の試合開始日時と放送日時!
3月24日(金)13:00以降 の試合開始予定
(日本時間で、3月25日(土)2:00以降の開始予定)
テレビ放送の予定は、
NHK BS
3月25日(土)2:00~ ライブ
GAORA SPORTS
3月25日(土)0:00~8:55 ライブ
※日本との時差は13時間です
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