錦織圭のジュネーブ・オープンは、2回戦(初戦)が行われM・ククシュキンに6-4、6-3のストレートで勝利して準々決勝に進出しました。
1セット目は全体的にリターンがラインオーバー気味でミスが多かった印象でしたが、ここぞという時のサーブが決まり致命傷には至らずにすみました。
途中、酔っ払いの観客が「ニシコーリー」と大声で叫んだりして明らかにメンタルを乱されて危ないシーンがありましたが、何とか凌いでブレイクされなかったところが大きかったですね。
今回錦織圭は、クレーコートにもかかわらずサービスエースが実に6本もありました。
こういったサーブのフリーポイントが取れれば展開を楽にすることができるので、次戦以降にも期待したいところです。
対戦相手は、ツアー3勝を誇る南アフリカのビッグサーバー!
錦織圭の2回戦(初戦)の相手は、
世界ランク62位のケビン・アンダーソン(南アフリカ・31歳)になりました。
過去の最高ランキングは10位で、ATPツアーで3勝を果たしています。
2回戦は、J・ドナルドソンと対戦し、6-3、6-7、6-2のフルセットで勝ち準々決勝に進出しました。
錦織圭との対戦成績はアンダーソンから見て1勝3敗で、直近では今年のマイアミで対戦して錦織圭にストレートで負けています。
この時はマイアミの強風に手を焼いたアンダーソンに対し、錦織圭は終始圧倒して一度もブレークポイントを与えること無く試合を終わらせています。
アンダーソンと言えば、やはり203cmの身長から打ち下ろすビッグサーブが魅力の選手です。
それでいてストロークもしっかりしていて、隙あらば前に出てネットプレーも仕掛けてきます。
ただし、多少ムラが有り凡ミスも多い選手で、特にバックハンドのミスが多い気がします。
しかしながら、ローマでは優勝したズベレフを相手に善戦してますし、ジュネーブの1回戦でも第7シードのロレンツィを敗る活躍を見せています。
得意では無いクレーコートでもそこそこ結果を残しているだけに、錦織サイドからすれば気を抜けない相手なのは間違いないでしょうね。
余談ですが、アンダーソンは日本のダンロップとスポンサー契約を結んでいるため、よく日本のイベントにも参加していますね。
また、ATP選手会の副会長も努めており、選手の意見をとりまとめて決定を下すような大事な役を担っています。
因みに、現ATP選手会長はジョコビッチです。
錦織圭準々決勝の試合開始日時と放送日時!
5月25日(木)15:00頃 の試合開始予定
(日本時間で、5月25日(木)22:00頃の開始予定)
※現時点では、テレビ放送の予定がありません。
インターネットのスポーツライブストリーミングサービスのDAZNで放送予定です。
- DAZN(ダ・ゾーン)
5月25日(木)20:15~ ライブ
※日本との時差は7時間です。
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