怪我の影響も有り不完全燃焼に終わった錦織圭のクレーコートシーズンでしたが、全仏オープンの次に出場する大会は、グラスコートのゲリー・ウェバー・オープンになります。
来るウィンブルドンの前哨戦として各選手が挙って参加してくる大会です。
2016年の大会は、地元ドイツの伏兵フロリアン・メイヤー(当時世界ランク192位)が、SFでフェデラーに勝って勢いに乗る同じく地元期待の若手A・ズベレフを決勝で敗って優勝しました。
メイヤーは、元々は自己最高18位を誇る実力者でしたが、怪我の影響で長い間コートを離れていただけに、昨年の地元大会での優勝は本当に感極まるモノがありましたね!
日本期待の錦織圭は、残念ながら腹痛の怪我のため2回戦で棄権敗退という結果でした。
ちなみにゲリーウェバーオープンが開催されるドイツのハレ(Halle Westfalen)という町は、人口が僅か2万人程度の小さな田舎町ですが、大会期間中は10万人以上の観客を動員するため、町を挙げてのお祭りのようなイベントにもなります。
また、センターコートには開閉式の屋根も付いているため、雨天や日没によるサスペンデッドゲームの影響は少ないと思われます。
2014年まではATPツアー250シリーズに属していましたが、2015年からATPツアー500シリーズに昇格しました。
目次
ゲリーウェバーオープン 大会概要
ゲリー・ウェバー・オープン
ATP500
賞金総額:1,836,660ユーロ(約2億2,775万円)
開催日程:2017年6月19日~6月25日
開催場所:ドイツ ハーレ
サーフェス:グラスコート(芝)
シングルドロー数:32
昨年の優勝者:フロリアン・メイヤー
大会公式サイト: http://www.gerryweber-open.de/
ゲリーウェバーオープン 主な出場選手
ロジャー・フェデラー(世界ランキング5位・スイス)
ドミニク・ティエム(世界ランキング8位・オーストリア)
錦織 圭(世界ランキング9位・日本)
アレキサンダー・ズベレフ(世界ランキング10位・ドイツ)
ガエル・モンフィス(世界ランキング15位・フランス)
ルーカス・プイユ(世界ランキング16位・フランス)
ロベルト・バウティスタアグト(世界ランキング19位・スペイン)
アルベルト・ラモスビノラス(世界ランキング22位・スペイン)
イボ・カルロビッチ(世界ランキング24位・クロアチア)
リシャール・ガスケ(世界ランキング29位・フランス)
フロリアン・メイヤー(世界ランキング51位・ドイツ)
杉田祐一(世界ランキング64位・日本)
トミー・ハース(世界ランキング302位・ドイツ)
※6/12時点での世界ランキング順になります(変動有り)。
昨年優勝したメイヤーや、今シーズン限りで引退予定だけど先週フェデラーにも勝って調子の良いハースなど、芝で上手いベテラン勢も参戦予定です。
更に、錦織圭はベルダスコと組んで、久しぶりのダブルスにも参戦予定です。
ゲリーウェバーオープン 試合日程
1回戦 6月19日(月)20日(火)
2回戦 6月21日(水)22日(木)
準々決勝 6月23日(金)
準決勝 6月24日(土)
決勝 6月25日(日)
※何れも現地での日程になります。
ゲリーウェバーオープン ドロートーナメント表
ゲリーウェバーオープン 放送予定
BS朝日、GAORA SPORTS(スカパー)にて放送予定です。
GAORA SPORTSは、6月19日(月)の1回戦からライブ放送の予定、
BS朝日は、錦織圭の試合については全て生中継で放送予定です。
尚、日本との時差は7時間になります。
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