錦織圭のウィンブルドン2017は、第9シードで挑みます。
昨年のウィンブルドン大会では、4回戦のチリッチ戦で怪我のため途中リタイアという結果に終わってしまいました。
思えば昨年のウィンブルドンも、初戦から怪我に悩まされてました。
「今大会は怪我の痛みと人生で一番戦った。出し尽くしたというか、頑張った感があった」と試合後に錦織圭本人のコメントがあったように、常に怪我の痛みと闘いながらのプレーを続けていました。
今年の前哨戦ゲリーウェバーオープンでも臀部の怪我により棄権(3年連続)をしてしまい、残念ながら今年も芝の感触を掴みきる前に前哨戦が終わってしまいました。
しかしながら、錦織圭は怪我さえ無ければ2週目以降勝ち進むだけの技術力とグラスコートへの対応も出来ているので、今年こそ怪我無く最後まで戦いきって欲しいですね!
先週トルコのツアー(グラスコート)で初優勝した杉田祐一にも少なからず刺激を受けているはずなので、先ずはウィンブルドン初の4回戦突破を目標に頑張って欲しいです。
対戦相手は、グラスコート初挑戦のイタリア人プレーヤー!
錦織圭の1回戦の相手は、
世界ランク102位のマルコ・チェッキナート(イタリア・24歳)になりました。
チェッキナートはなんと今大会が初めてのグラスコートでの試合になります。
もちろん、ウィンブルドンも初挑戦です。
チャレンジャーやフューチャーズなどの下部大会を含めても未だ一度もグラスコートを戦ったことが無いという珍しい選手です。
錦織圭とは初めての対戦になります。
チェッキナートは、主にチャレンジャーでプレーしている選手のためツアーではあまり名前を聞くことが少ない選手ですが、クレーコートを得意としている右利きの片手バックハンドプレーヤーです。
ツアーではまだ殆ど結果を残せていませんが、チャレンジャーでは136勝77敗(クレーコートで134勝)、フューチャーズでも83勝39敗(クレーコートで73勝)と、とにかく下部のクレーの大会に出まくって結果を残している選手のようです。
まぁ逆を言えば、出来るだけクレー以外の大会に出ないような日程調整を組んでいるように見受けられます(苦笑)
身長は185cmと錦織圭よりも大きいのですが、サーブのスピードは200kmに届かないスピードで恐らく錦織圭よりも遅いと思います。
どちらかと言えば、フラット系のサーブよりもスピン系のサーブを多用してくる選手のようですね。
チェッキナートは、いかんせんテニス人生の殆どをクレーコートで戦っている選手なので、グラスコート特有の球の弾み方や滑り方などの癖を掴むことは一筋縄ではいかないと思います。
ましてやいきなり相手が世界ランク9位の錦織圭ということで、簡単にはいかないでしょう。
錦織圭にしてみれば、いつも初戦が鬼門なだけに、今回は恵まれたドローだと言えるでしょうね。
錦織圭1回戦の試合開始日時と放送日時!
7月3日(月)14:00頃 試合開始予定
(日本時間で、7月3日(月)21:00頃の開始予定)
放送予定は
- WOWOW
7月3日(月)19:30~、22:00~、24:00~ ライブ
※初日は無料です。
- NHK
7月3日(月)21:00~ ライブ
※尚、日本との時差は7時間になります。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。