錦織圭のウィンブルドン選手権(全英オープン)は2回戦が行われ、S・スタコフスキーに 6-4、6-7、6-1、7-6のセットカウント3-1で勝利して3回戦に進出しました。
それにしてもタフな試合でしたね。
スタコフスキーも流石にこのウィンブルドンでフェデラーに勝った経験があるだけあって、サーブやネットプレーなど巧みなプレーを魅せて錦織圭を苦しめましたが、最終的には錦織圭の“巧さ”が上回りました。
伊藤竜馬選手もきっと喜んでいたに違いありません!笑
それにしても、お互いにタイブレークの肝心な所で出たダブルフォルトが勝負の分かれ目になりましたね。
過去にもタイブレークでのダブルフォルトで何度も辛い思いをした錦織圭ですが、次戦以降はなんとか対応して欲しいです。
また、芝で滑ってくるスライスにも苦戦を強いられていたので、次戦以降に対策が必要かもしれないですね。
そして何よりも気になったのがあの大群の羽アリ襲来でしょうか(汗
錦織圭もかなり羽虫に苦しんでたようですが、出来れば選手にはもっと良い環境でプレーさせてあげたいですよね。
対戦相手は、ツアー優勝5回を誇る安定感抜群のスペイン人プレーヤー!
錦織圭の3回戦の相手は、
現在、世界ランク19位のロベルト・バウティスタアグト(スペイン・29歳)になりました。
2回戦は、ドイツのP・ゴジョビジクに3-1で勝って3回戦に進んできました。
錦織圭との対戦成績はバウティスタアグトの0勝4敗で、直近では昨年のマイアミマスターズで対戦して、2-6、4-6で負けています。
グラスコートでは今回が初めての対戦となります。
バウティスタアグトは、スペイン人選手と言うことも有りクレーコーターのイメージが強いのですが、実は全サーフェスの中で一番勝率が悪いのがクレーコートで、一番勝率が高いのがグラスコートなんです。
スピン量が少なめのショットが主体なので、速いコートに適しているのかもしれません。
サーブはそれほど速くありませんが、ストローク負けしない選手なので、長いラリーには強いですね。
1発で決めるだけの威力はありませんが、徐々にテニスを支配していくテニスを展開します。
タイプとしては同郷のフェレールに似ているかもしれないですね。
また、ネットプレーはそれ程多くありませんが、ロブが上手い選手なので、ネットに詰めたときにコート後方にうまくボールを落として相手を翻弄するケースもよく見受けられます。
ちなみに過去ウィンブルドンでは2年前の4回戦進出が最高成績ですが、安定感は高く、どの大会でもそこそこ上位に顔を出してくる選手です。
今年も年始のチェンマイの大会で優勝を飾っています。
そして、バウティスタアグトの試合でもっとも印象深いのは、2016年上海マスターズの準決勝でジョコビッチを敗ってマスターズ初の決勝進出を果たした試合でしょうか。
余談ですが、この試合でジョコビッチが途中何度もコートにラケットを叩きつけていたのが印象深かったです(苦笑
今年も好調のプレーが光るバウティスタアグトですが、対する錦織圭は(対戦成績に表れているように)こういった生粋のストローカー相手にはとても相性が良いので、錦織圭が勝つ可能性は高いのではないかと思います。
錦織圭3回戦の試合開始日時と放送日時!
7月7日(金)11:30 試合開始予定
(日本時間で、7月7日(金)19:30の開始予定)
放送予定は
- WOWOW
7月7日(金)19:30~ ライブ
- NHK
7月7日(金)19:30~ ライブ
※尚、日本との時差は7時間になります。
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