錦織圭選手のバルセロナ・オープンは、第14シードでの参戦となりました。
ATP500クラスの大会ですが48ドローのため16シードまでは1回戦が不戦勝になりますので、
14シードの錦織圭は2回戦からの出場となります。
先週のモンテカルロ・マスターズでは決勝でラファエル・ナダルに敗れはしたものの、準優勝という素晴らしい結果を残し、錦織圭の今後のクレーコートシーズンが楽しみになりましたよね。
昨年の大会は、マイアミで痛めた手首の怪我による棄権のため試合に出場していない錦織圭ですが、
2014年、2015年と連覇を果たすなど、相性の良い大会なのは間違い有りません。
3連覇の掛かった2016年も見事決勝まで勝ち進みましたが、ラファエル・ナダルの前に敗れ去り残念ながら3連覇は為し得ませんでした。
今年はひとつ勝ち上がれば3回戦でナダルと当たる可能性がある厳しいドローになってしまいましたが、
裏を返せば体力消耗が少ない序盤でナダルと対戦できるチャンスでもあるので、頑張って応援したいですね。
対戦相手は、初戦で杉田祐一を倒した元世界23位のスペイン人プレーヤー!
錦織圭の初戦の相手は、世界ランク69位のギリェルモ・ガルシア=ロペス(スペイン・34歳)になりました。
右利きで、バックハンドは片手打ちの選手です。
1回戦は、日本の杉田祐一と対戦して7-6、7-6のいずれもタイブレークにもつれる戦いを制して勝ち上がってきました。
錦織圭との対戦成績は、ガルシア=ロペスからみて0勝3敗と、まだ一度も勝ったことがありません。
直近では、2016年の豪州オープンで対戦しており、1-3でガルシア=ロペスが負けています。
ガルシア=ロペスは過去ツアーで5勝しておりキャリアハイも23位の実力者です。
しかしながら34歳という年齢もあってか昨年は調子を崩して世界ランクも一時は160位代まで落としてしまいます。
それでも地道にチャレンジャー大会に出場して徐々に世界ランクを回復させていき現在の69位まで復活してきた苦労人でもあります。
ガルシア=ロペスのプレースタイルは、フラット系のトップスピンを武器に粘り強いストロークが得意で、片手バックハンド特有の外に切れていくようなダウンザラインも強力です。
1回戦の杉田戦でも、安定した片手バックハンドと、深いストロークで杉田を苦しめていました。
また、同郷のカレーニョ・ブスタと組んで2016年全米オープン男子ダブルスで準優勝をするなど、ダブルスの能力も高い選手ですね。
ちなみにガルシア=ロペスは、18歳の時には建築士になるためにアメリカの大学への進学も決まっていたほど学力も優秀だったそうです。
彼のクレバーなプレースタイルは、そういった所も影響しているのかもしれませんね。
2回戦(初戦)の試合開始日時と放送日時!
4月25日(水)11:00時 の試合開始予定
※PISTA1コートの第1試合(1試合目は11時開始予定)
(日本時間で、4月25日(水)18:00開始予定)
放送予定は、
BS朝日
4月25日(水)23:00~ 録画
GAORA SPORTS
4月25日(水)21:30~27:30 録画
尚、日本との時差は7時間(日本の方が進んでいる)になります。
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