錦織圭のマイアミ・オープンは、2回戦が行われPH・エルベールに6-2、7-6(7-4)のストレートで勝利して3回戦に進出しました。
まずは初戦を突破できたことで、次の試合からリラックスして試合に望めるのではないでしょうか。
エルベールとの第一セットは、先に相手が緊張からか自滅をしてくれたおかげで簡単にブレークが取れたので、錦織圭にとっては楽に試合を進めることができました。
第一セットの後半に初めてエルベールがゲームを取ってからエルベールの動きの固さがなくなり、第二セットでは動きがとても良くなり得意のネットプレーが冴え渡ります。
結果、先にブレークを許すことになり一時はどうなることかと思われましたが、セットポイントを取られながらもなんとかブレークバックに成功し勝ち切るあたりは流石に世界6位の選手だなと実感しました。
一つ気になったのが、錦織圭のフラット系のサーブが入らなくなってた事。
次の試合には必ず修正してほしいものです。
対戦相手は錦織の元ダブルスパートナーで同世代のライバル
錦織圭の3回戦の相手は、
世界ランク29位(第27シード)のアレクサンダー・ドルゴポロフ(ウクライナ)になりました。
ドルゴポロフは、錦織圭と同じような体格、そして同じようなタイプの選手で、ストロークが巧い選手です。
過去の対戦成績は、錦織圭からみて3勝0敗と相性自体は悪くありません。
ただし、昨年のマイアミオープンジョコビッチ戦でのドルゴポロフは中々素晴らしい動きを見せていて、第一セットを取ったときには、これはジョコビッチに勝っちゃうかも?と思わせるようなアグレッシブなテニスを披露してましたので、油断ができない相手だと思います。
ドルゴポロフの特徴は、クイックモーションで打つサービスをはじめ、予測不能でトリッキーな動きをするプレイスタイルにあると思います。
特にアングルショットやドロップショットは要注意かもしれません。
攻略の糸口としては、まず錦織圭がファーストサービスをしっかり入れてリズムを掴むことではないかと思います。
昨年のメキシコオープンでドルゴポロフと対戦したときも、最初はファーストサーブが中々入らずにとても苦労してました。
幸い相手のファーストサーブも中々入らずにブレークを取って勝ちきりましたが、セカンドサーブを狙われる傾向のある錦織圭にとっては、やはりしっかりファーストサーブを入れてゲームを組み立ててリズムを掴み、そして気持ちよくプレイすることが大事ではないかと思います。
錦織圭のドロー山は、(残念ながら)波乱もなくしっかりシード選手が勝ち上がってきているので、一戦一戦気を引き締めて頑張ってほしいです。
願わくば、気温も湿度も高く体力の消耗も激しいデイセッションではなくて、ナイトセッションで戦わせてあげたいです。
錦織圭3回戦の試合開始日時と放送日時!
3月29日(火)午前0:00 試合開始予定(日本時間)
テレビ放送の予定は、
NHK BS1チャンネル
3月29日(火) 午前0時00分 ~ (午前1時50分) 生中継
3月29日(火) 午後11時00分 ~ 午後11時50分 録画
GAORA SPORTS
3月29日(火) 午前0時00分 ~ 午前11時00分 生中継
3月29日(火) 午後4時30分 ~ 午後6時30分 録画
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