錦織圭のマイアミ・オープンは、4回戦が行われR・バウティスタ=アグートに6-2,6-4のストレートで勝利して準々決勝に進出しました。
そして、ここまで勝ち上がってようやくポイントの「ディフェンド」が出来ました。
錦織圭は、ナイトセッションで一番大きなコート(スタジアムコート)の最後の試合として予定が組まれてましたが、前に行われた試合が接戦続きで中々終わらなかったため、急遽2番目に大きなコート(グランドスタンド)に組み込まれて試合が行われました。
第1セットの第1ゲームは完璧な内容でブレイクをした錦織圭でしたが、第2ゲームであっさりブレイクバック、少々心配な立ち上がりでした。
しかし、今日の錦織圭はストロークがよくて、ウィナーを積み重ねてバウティスタ=アグートを圧倒してました。
第2セットからバウティスタ=アグートの調子が少し良くなったのか、長いラリーの打ち合いが多くなり、錦織圭も簡単にキープができなくなって厳しい時間帯が続きましたが、なんとか勝ちきってくれました。
それにしても錦織圭は徹底して(フォアハンドが得意な)バウティスタ=アグートのバック側にボールを集めていましたよね。
相手の弱点をとことん突いた攻撃が非常に印象的でした。
欲を言えば、もう少し前に出てネットプレーをしても良かったように思えましたが、今日はドロップショットの精度を欠いていたので、結果的にはこれで良かったのかもしれません。
対戦相手は抜群の身体能力を持つ”スライダーマン”
錦織圭の準々決勝の相手は、
世界ランク16位(第16シード)のガエル・モンフィス(フランス)になりました。
4回戦でマレーを下したディミトロフを、逆転で破ってのベスト8進出でした。
今シーズンの
『ラッキードロー王(モンフィス)』 VS 『アンラッキードロー王(錦織圭)』の対決です。笑
対戦成績は、錦織圭からみて1勝と、未だ一度しか対戦がありません。
因みに、錦織圭(当時世界ランク53位)は2011年のイタリア国際(マスターズ)の1回戦でモンフィスと対戦する予定でしたが、腎臓結石のため試合前に棄権をした経緯があります。(因みにこの大会はモンフィスも試合前に棄権してます)
昨年末のIPTLで対戦した時は6-4で勝ってますが、この時はモンフィスの調子がそれほど良くなかったように思えましたので、やはりあまり参考にはならなさそうです。
モンフィスと言えば、身体能力を生かしてアクロバティックなプレイをするイメージが強いのですが、最近は結構堅実なプレイをしてるようにも見受けられます。
最高220km程度の速いサーブを武器に、リターンも中々良い選手なので、今までの試合の中では一番苦戦する相手になるかもしれません。
また、結構後ろで粘るプレーをするタイプなので、ドロップショットが効果的だと思われます。
バウティスタ=アグート戦では精度を欠いていたので少々心配ではありますが、積極的にドロップショットを使いモンフィスを前後に動かすことがキーポイントだと思います。
モンフィスは今日のディミトロフ戦でかなり観客の応援を味方に付けていましたので、錦織圭にとっても少しアウェーな戦いを強いられるかもしれませんが、世界6位の自力を見せつけて勝ち上がって貰いましょう!
錦織圭準々決勝の試合開始日時と放送日時!
4月1日(金)午前4:00 試合開始予定(日本時間)
テレビ放送の予定は、
NHK BS1チャンネル
4月1日(金) 午前4時00分 ~ (午前5時50分) 生中継
4月1日(金) 午後11時00分 ~ (午前0時50分) 録画
GAORA SPORTS
4月1日(金) 午前4時00分 ~ 午前7時00分 生中継
4月1日(金) 午前8時00分 ~ 午前11時00分 録画
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。