錦織圭準々決勝の試合開始日時と放送日時は、
11日(水)【男子シングルス 準々決勝】
CENTRE COURT 第一試合 21時00分試合開始予定
錦織圭 28位 VS ノバク・ジョコビッチ 21位
7月11日(水)13:00 の試合開始予定
(日本時間で、7月11日(水)21:00の開始予定)
放送予定は、
NHKGサブ
7月11日(水)21:00~22:25 ライブ
NHKG
7月11日(水)22:25~23:09 ライブ
NHKGサブ
7月11日(水)23:09~23:55 ライブ
WOWOWライブ
7月9日(月)22:55~ ライブ
対戦相手は、安定したテニスで勝ち上がってきたセルビアの元世界NO.1!
錦織圭の準々決勝の相手は、世界ランク21位のノバク・ジョコビッチ(セルビア・31歳)になりました。
4回戦は、カレン・カチャノフ(ロシア)にストレートで勝利して準々決勝まで勝ち上がってきました。
ここまでの4試合を僅かに失セット1で来ていることから、今大会の調子は良さそうです。
ワイルドカードで出場したロンドンの前哨戦の大会でも準優勝を飾るなど、芝のコートでの躍動が際立っています。
錦織圭との対戦成績は、ジョコビッチの13勝2敗と圧倒しており、現在対錦織12連勝中です。
直近のローママスターズ準々決勝で対戦した時は、最高の出だしで1セットを奪った錦織圭でしたが、2セット目以降はジョコビッチに盛り返されて逆転で敗れています。
この時、ジョコビッチがやたら錦織圭に強い理由として「自分たちのプレーが似通っている」ことを語っています。
ジョコビッチといえば、卓越したベースライン上でのプレーや驚異的なディフェンス力が優れている選手ですが、今大会は特に安定感が際立っています。
特にサーブの安定感は素晴らしく、4試合全ての試合で70%以上の確立でファーストサーブを入れています。
ダブルフォルトの数も僅かに5本(1試合平均1.25本)で、アンフォースドエラーの数は1試合平均11.5個とかなり少なく安定しています。
一方の錦織圭のダブルフォルトの数は22本(1試合平均5.5個)で、アンフォースドエラーは1試合平均23.75個とジョコビッチの倍で、いかにジョコビッチが今大会安定したテニスをしていることがデータからも分かります。
際だった凄いショットやサーブがあるわけでも無いのですが、とにかく一本一本のショットが深くミスが少ないので、対戦相手が先にミスをしてしまう展開が目立っています。
この安定感こそが正にジョコビッチの強者たる所以であり、今大会はそれが実行できていて、かなり調子が戻ってきているように感じます。
元々ジョコビッチはウィンブルドン選手権では強くて、2014年、2015年と優勝を飾っており、芝での成績も8割以上の勝率を残しています。
昨年の大会は準々決勝で右肘の痛みによる途中棄権で敗退していますが、それまでは好調を維持していただけに残念な結果になりました。
(因みにジョコビッチはこのウィンブルドン準々決勝での棄権敗退以降、長期休養に入り2017年シーズンの幕を下ろしています。)
今大会は、怪我から復帰後初の優勝を目指して心身共に充実しているので、ただでさえ相性の悪い錦織圭にとってはかなり厳しい試合になりそうです。
「錦織との対戦はチャンスがあると思う」
「大舞台には動揺しない選手。僕はそんな彼を期待している。いい試合になることを願う」
と達観気味の余裕あるコメントを残しているのも、自身の調子の良さの現れのような気がします。
センターコートで行われるこの試合、果たして錦織圭が大きな「壁」をやぶることが出来るのか。
楽しみな試合になりそうです!
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