R・ナダルのモンテカルロ・マスターズは2回戦が行われ、2度のブレークを許しながらもA・ベデネに6-3、6-3のストレートで勝利して3回戦に進出しました。
試合を通して全体的に少しナダルのストロークが少し浅かった気はしましたが、とにかく勝ち切りました。
ナダル自身も「完全に自信を取り戻すためには、更なる勝利が必要」と語っている通り、とにかく今はどんな試合内容でもいいから、勝つことで最近のスランプを払拭しようとしているように思えました。
そもそもナダルは、強烈なスピンを掛けたりハードヒットを繰り返したりと、肉体的に消耗が激しいプレイスタイルで若いときからずっと最前線で戦ってきたので、現在29歳という年齢以上に身体が悲鳴を上げ始めているのかもしれません。
しかし、こういった泥臭い勝利を積み重ねることで、復活への足がかりを作って貰えたら嬉しいですね。
対戦相手は、ドミネーターと呼ばれる今季有望な若手プレーヤー
R・ナダルの3回戦の相手は、
世界ランク14位(第12シード)のD・ティエム(オーストリア)になりました。
2回戦では日本のダニエル太郎を下しての勝ち上がりでした。
ティエムはこの試合、最初はダニエル太郎のプレイに押されて1stセットを落としてしまいますが、2セット目以降は自らの調子も上げ、ダニエル太郎の自滅なども相まってあっさりと逆転で勝利を収めました。
(ダニエル太郎にとっては、予選からの連戦の疲れも溜まってか、残念ながら2セット目途中から精彩を欠く形になってしまいました。)
ナダルとティエムの対戦成績は、1勝1敗です。
何れも過去の2戦はクレーコートでの対戦になります。
今年のアルゼンチンで行われたクレーコートの試合では、ティエムがナダルをフルセットの末敗っております。
身長は185cm程度ですが、220kmを超える強力なサーブを持ち、得意のフォアハンドから重いストロークをバンバン放ってくる攻撃力が高いプレーヤーです。
今年中にトップ10に入ってくるのは間違いなさそうな若手の有望株です。
因みに、好きな食べ物はお寿司だそうです(笑
今シーズンも24勝6敗と絶好調で、更にはクレーコートを得意としているだけに、ナダルにとってはかなり厄介な相手となりそうです。
ナダルも錦織圭と同じようにセカンドサーブを叩かれるケースがあるので、出来るだけファーストサーブを入れて主導権を握りながら戦うことが大事になってくるのかな、と思います。
R・ナダル3回戦の試合開始日時と放送日時!
4月14日(木)午後8:00 試合開始予定(日本時間)
テレビ放送の予定は、
GAORA SPORTS
4月14日(木) 午後6時00分~午前3時00分 生中継
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