錦織圭が出場する全米オープンテニス2018の準決勝についての
対戦相手、放送予定等について情報をお届けします。
錦織圭 19位 VS ノバク・ジョコビッチ 6位
試合日時
日本時間
9月8日(土)6:30 以降の開始予定
現地時間
9月7日(水)17:30以降の開始予定
放送予定
WOWOWにて放送予定です。
WOWOW
9月8日(土)
4時55分〜 ライブ
対戦相手は、史上初のキャリアゴールデンマスターズを達成したばかりの元ワールドチャンピオン!

錦織圭の準決勝の相手は、世界ランク6位のノバク・ジョコビッチ(セルビア・31歳)になりました。今年は早くも4度目の対戦となります。右利きで、バックハンドは両手打ちの選手です。
準々決勝では、4回戦でフェデラーを破ったジョン・ミルマンを相手に、ストレートで勝利して準決勝まで勝ち上がってきました。
ジョコビッチは今大会何気にドロー運にも恵まれており、これまで3回戦で当たったガスケ(第25シード)以外は全てノーシードの選手との対戦と言うことで、次戦の相手も13連勝中の錦織圭が相手なので精神的にはかなり余裕を持っているのではないでしょうか。
その証拠に、インタビューでは錦織圭のことを褒めちぎっていました。笑
ジョコビッチが事前に対戦相手のことを褒めちぎるときは、大抵がメンタルにゆとりがある時です。
ウィンブルドンの時も対戦前に達観したコメントを残しており、充実度をあらわしていました。
錦織圭との対戦成績は、ジョコビッチの14勝2敗と圧倒しています。
現在対錦織13連勝中で、2014年の全米オープンで敗れて以来ずっと負けていません。
直近の対戦は今年のウィンブルドン準々決勝で、錦織圭は序盤こそ良い試合を見せていましたが、3セット目以降はジョコビッチに圧倒されて完敗に終わりました。
今年のジョコビッチは、再復帰を果たしたインディアンウェルズでダニエル太郎に敗れて初戦敗退を喫するなど、5大会で3勝(5敗)しか出来ませんでした。
外から見ていても覇気の無さが伝わってくるようでした。
しかしながら長年コーチを務めてきたバイダコーチと再タッグを組んでからは徐々に力を取り戻していき、ローマスターズではQFで錦織圭を退け、SFでクレーキングナダルに敗れるも良い試合をしてジョコビッチ復活を感じさせました。
それ以降は、ウィンブルドンやウェスタンサザンオープン(マスターズ)で優勝をするなど安定した実力を発揮するようになりました。
既にキャリアグランドスラムは達成していたジョコビッチでしたが、先日のシンシナティの優勝で遂に史上初のキャリアゴールデンマスターズ(マスターズ大会9つ全てを制覇)を達成するという快挙を成し遂げました。
それにしてもジョコビッチは、とにかく勝ちたいという強い気持ちを持ってプレーしているときは本当に強いですよね!
セルビアという戦争と隣り合わせの国で育ったことで、何事にも負けないハングリー精神が培われているのかもしれません。
ジョコビッチは子供の頃にコンボ紛争の空爆を体感していますが、同じ場所は爆撃されないと踏んで敢えて空爆された跡地を選んで黙々とテニスの練習に励んでいたそうです。
そんな過酷な環境におかれてもテニスを辞めなかった強いメンタルが、今のジョコビッチを支える礎になっているのかもしれませんね。
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