ナダルのモンテカルロ・マスターズは準決勝が行われ、A・マレーに2-6、6-4、6-2のフルセットの末逆転で勝利してモンテカルロ・マスターズ3年ぶりの決勝進出を果たしました。
この試合、最初はマレーの動きにキレがあって、1セット目は簡単にマレーが奪いますが、2セット目からはそのマレーがイージーなミスをするようになり、一気に流れがナダルに傾いてしまいました。
結局最後まで安定したサービスと伸びのあるストロークを見せたナダルが勝った試合でした。
この試合を通じて、最近ではあまり見られていなかったナダルのストロークの伸びや強さを頻繁に見ることが出来ました。
特にフォアの逆クロスが素晴らしかった。
得意のクレーコートで、ナダル復活を感じさせるには十分な内容でした。
それにしても、本来なら試合を積み重ねて疲れがたまっていくところなのに、ナダルはむしろ疲れがどんどん吹き飛んでいくかのようにプレーのキレが出てきている感じがします。
対戦相手は、身体能力が高い今シーズンのラッキードロー王
ナダルの決勝戦の相手は、
世界ランク16位(第13シード)G・モンフィス(フランス)になりました。
準決勝ではJ・W・ツォンガを破って、決勝戦まで勝ち上がってきました。
この試合は正直ツォンガのリターンミスが思った以上に多かったため、意外とあっさりモンフィスが勝ちきった印象を受けました。
ナダルとモンフィスの対戦成績はナダルから見て11勝2敗と大きく勝ち越しています。
モンフィスといえば脅威の身体能力が売りですが、最近はテニスもすごく安定してディフェンス力もとても高いです。
マイアミでの錦織圭との大熱戦は記憶に新しいところです。
モンフィスは100mを10秒台で走るスプリントの持ち主で、もう駄目かと思うようなボールにも食らいついて拾うことが出来るため、“スライダーマン”という異名を持ちます。
モンフィスはスプリント向きで瞬発力は凄いのですが、持久力に少し弱点があるのか、フルセットになった場合は、いつも結構辛そうに見えます。
ですので、ナダルとしてみれば相手を揺さぶって体力を消耗させるような戦い方をすれば、自ずと勝機は見えてくるのではないかと思います。
それにしても今年のモンフィスは本当にドロー運に恵まれていて、24戦してシード選手に当たったのはまだたったの6回しかありません。
先のオランダで行われたATP500の大会では、一度もシード選手とあたることなく決勝まで進んでいます。
最近のナダルであれば、モンフィスに圧倒して勝ちきることが出来るのではないかと思ってます。
ナダル決勝戦の試合開始日時と放送日時!
4月17日(日)午後9:30 試合開始予定(日本時間)
テレビ放送の予定は、
NHK BS1
4月17日(日) 午後9時30分~(午後10時30分) 生中継
4月18日(月) 午後8時00分~(午後9時47分) 録画
NHK 総合
4月19日(火) 午前2時00分~(午前3時37分) 録画
GAORA SPORTS
4月17日(日) 午後9時28分~午前1時00分 生中継
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