錦織圭 11位 VS ドミニク・ティエム 7位
【試合日時】
10月26日(金)21時30分 以降の試合開始予定
※日本時間です。
【放送予定】
BS朝日とGAORA SPORTS(スカパー)にて放送予定です。
BS朝日
10月26日(金) 23時24分〜25時30分 録画
GAORA SPORTS
10月26日(金) 20時00分〜翌7時00分 ライブ
尚、日本との時差は7時間になります。
対戦相手は、クレーでは圧倒的な力強さを発揮する地元オーストリアの若手プレーヤー!
錦織圭が出場するエルステ・バンク・オープン2018の準々決勝についての
対戦相手等についての情報をお届けします。

錦織圭の準々決勝の相手は、世界ランク7位のドミニク・ティエム(オーストリア・25歳)になりました。右利きで、バックハンドは片手打ちのプレーヤーです。
今年は既にツアーで3勝を挙げており、優勝回数は錦織圭と同じ11回を数えます。まだマスターズや
グランドスラムでの優勝こそありませんが、2年前から安定してトップ10をキープしている実力者です。
2回戦は、昨年のファイナリストであるツォンガを下して勝ち上がってきたクエリーと対戦し、ストレートで勝ってベスト8進出を決めました。
錦織圭との過去の対戦成績はティエムの1勝2敗ですが、直近では今年の全仏オープンで対戦して3-1で勝っているだけに、苦手意識も特に無いと思われます。
ティエムのプレーの特徴としては、まず積極的なフットワークが目に付きますね。普通の選手に比べてかなりアグレッシブに動いてショットを打ってきます。特に片手バックハンドから繰り出されるショットはスピンも掛かっていてリターンがしづらいと思います。
そして、強力なサーブも特徴の一つでしょう。最速233kmというフラットサーブもさることながら、彼の武器は大きく跳ねるキックサーブです。体幹を使ったサーブはバウンドしてからかなりキックして跳ねてくるので、リターンする方はかなり大変です。
そのため、例えファーストサーブが入らなくてもセカンドサーブでもポイントを取ることが出来る強みがあります。ただし、これは何れもクレーコートや遅めのハードコートでは有効になりますが、今大会のようなインドアハードのサーフェスの場合はボールがあまり跳ねないため威力は多少落ちてしまいます。
地元選手ながらティエムがこの大会で良い成績を残せていないのは、そんな自らのプレースタイルとここのサーフェスが合っていないことも大きな要因だと思われます。あとは、地元の大声援に応えたい気持ちが空回りしてしまうのかもしれませんね。
とは言え、多くのトップ選手達からは「タフ」「パワフル」という言葉が聞かれるとおり、ティエムは常にハードヒットをしてくる選手であり、それが大きな強みです。
そんなティエムは現在ツアーファイナルに向けたラインキングで8位に位置していますが、9位の錦織圭との差は500ポイント程離れておりほぼ安泰と言ったところでしょうか。それでもファイナルを掛けた直接のライバルとの対戦ということで、見所満載の好ゲームになることを期待したいですね!
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