錦織圭 11位 VS ケビン・アンダーソン 8位
【試合日時】
10月28日(日)22時00分 試合開始予定
※日本時間です。
【放送予定】
BS朝日とGAORA SPORTS(スカパー)にて放送予定です。
BS朝日
10月27日(土) 22時00分〜 ライブ
GAORA SPORTS
10月26日(金) 21時50分〜 ライブ
尚、日本との時差は8時間になります。
対戦相手は、怪我を乗り越えて見事復活を果たした遅咲きの32歳!
錦織圭が出場するエルステ・バンク・オープン2018の決勝についての
対戦相手等についての情報をお届けします。

錦織圭の決勝戦の相手は、世界ランク8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ・32歳)になりました。右利きで、バックハンドは両手打ちの選手です。
準決勝ではスペインのベルダスコと対戦し、フルセットで勝利して決勝に進んできました。
今大会のアンダーソンはサーブが好調で、初戦のバシラシビリ戦では25本、ベルダスコ戦でも19本と得意のサーブで流れを掴んでいる印象です。
錦織圭との対戦成績は、アンダーソンの2勝4敗と負け越してはいますが、直近では今年のニューヨークオープンで対戦してフルセットで勝っています。
アンダーソンは203cmの長身から振り下ろすビッグサーブが武器のいわゆるビッグサーバーですが、昨今ではストローク戦を向上させることで、ビッグサーブ以外でも戦うことが出来る実力を備えてきました。
今年は年始から好調を維持しており、この大会が始まる前でツアー40勝(16敗)の成績を残しており、キャリアハイの世界ランク5位も経験しています。
今年の印象深かった試合と言えば、なんといってもウィンブルドンでの準優勝と言えるでしょう!決勝戦ではジョコビッチに敗れはしたものの、準々決勝ではフェデラー、準決勝ではイズナーをいずれもフルセットの末に下しており、とにかくタフな試合を勝ち抜いての準優勝でした。
特に準決勝のイズナー戦では、6時間36分という歴史的な一戦を制しており、タイブレーク制を採用していないウィンブルドン選手権に一石を投じる結果となりました。
その後の大会でも優勝はなくとも安定した成績を残してツアーファイナルへ向けたランキングでも7位という成績を残しており、ほぼ手中に収めている状況です。
そんなアンダーソンですが、プロになったのは20歳ということで他のプロ選手達に比べて遅めでした。しかしながら大学に進んで技術を磨けたことは良かったと本人が話しているように、年齢を重ねるごとにどんどん成長を遂げていき、2015年にはランキングもトップ10まで上り詰めます。
翌年2016年は怪我で1年の殆どを棒に振ってしまいランキングも67位まで落としますが、30歳を超えてから見事に復調して今の位置まで戻ってきました。ATP選手会の副会長にも就任しており、人望の良さもうかがい知れますよね!
決勝戦ではアンダーソンのサーブを錦織圭がどれだけリターンできるのかに注目したいです。
ウィーンのファンに”響く”素晴らしい決勝戦を期待しています。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。