錦織圭のバルセロナ・オープンは2回戦が行われ、T・デ・バッカーに6-4、6-2のストレートで勝利して3回戦に進出しました。
錦織圭にとってはクレーコートシーズン初戦ということで、赤土(クレー)の感触を確かめながらのゲームになりました。
試合中は風が強くて砂が舞い、両選手には少しプレーがやりにくい環境だったかもしれませんが、そんな中でも錦織圭は安定した堅実なプレーができていました。
また、この試合は錦織圭のファーストサービスが凄く安定していました。
いつもよりもスピードを抑えてコース重視のサービスに徹したことでファーストサービスの確率が上がり、試合を楽に組み立てていくことが出来てたように思いました。
そしてなんといってもハイライトは、
第2セット1ゲーム目、苦しい体制から長身の相手の頭上を越える鮮やかなロブですね!
まるでジョコビッチのプレーを観てるかのような、本当に素晴らしいプレーでした。
因みに、チャンコーチが(日本の楽天オープン以外の)このATP500ツアーの大会に来てたことには驚きました。
地元のマイアミ(ATP1000)にすら来なかったのに…(笑
対戦相手は、キャリア198勝197敗のフランス人プレーヤー
錦織圭の3回戦の相手は、
世界ランク33位のジェレミー・シャルディ(フランス・29歳)となりました。
2回戦はV・ブルゴスを下しての勝ち上がりです。
対戦成績は、錦織圭からみて3勝2敗と互角の戦いになっておりますが、直近の2試合(2014年以降)は錦織圭が2連勝中です。
2015年はパリのマスターズで一度対戦しておりますが、この時はフルセットの末、辛うじて錦織圭が勝利しております。
錦織圭も、「彼は危険なプレーヤー」と認めているようで、昨日のT・デ・バッカーよりも一段と質の高いプレーが求められますね。
因みにJ・シャルディは、アグレッシブにフォアのストロークをフラット気味に打ち込んでくる選手ですので、要警戒です。
また、キャリアの中でも、クレーコートのサーフェスが一番良い成績(77勝67敗)を残しております。
ある意味、ベスト8で戦う可能性のあるドルゴポロフ選手よりも厄介かもしれません(汗
ただし、思い切りが良い分ダブルフォルトやアンフォースドエラーが多い選手でもあるので、錦織圭としてはそういった相手のミスにつけ込んで、しっかりブレークポイントが奪えるようにして欲しいところです。
錦織圭も、昨日今シーズン初めてクレーコートで戦うことにより、赤土のサーフェスに馴染むことも出来たと思うので、普段の調子を出すことが出来れば、問題なく勝ちきることが出来ると思います。
失効ポイントが大きい大会だけに、こんなところで躓くことは避けたいところでしょう。
錦織圭3回戦の試合開始日時と放送日時!
4月21日(木)午後3:30 試合開始予定
(日本時間で、4月21日(木)午後10:30以降の開始予定)
テレビ放送の予定は、
BS朝日
4月21日(木) 23時~ ニアライブ
GAORA SPORTS
4月21日(木) 21時30分〜26時 ライブ
※GAORAは錦織圭の試合を緊急生放送することを決めたようです。
BS朝日にも生放送を期待したいところなんですが、もし前の試合が伸びて試合開始が23時を過ぎた場合は、BS朝日も生中継してくれることを望みます。
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