錦織圭 11位 VS ロジャー・フェデラー 3位
【試合日時】
11月3日(土)4時30分 以降の試合開始予定
※日本時間です。
【放送予定】
BS朝日とGAORA SPORTS(スカパー)にて放送予定です。
NHK・BS1
11月3日(土) 4時30分〜 ライブ
GAORA SPORTS
11月3日(土) 3時30分〜 ライブ
尚、日本との時差は8時間になります。
対戦相手は、シングルスのキャリアでツアー100勝にリーチをかけているスイスの王者!
錦織圭が出場するロレックス・パリ・マスターズ2018の準々決勝についての
対戦相手等についての情報をお届けします。
錦織圭の準々決勝の相手は、世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス・37歳)になりました。2回戦は不戦勝、3回戦はイタリアのフォニーニ対してストレートで勝利してベスト8に勝ち上がってきました。
ちなみに、フェデラーは過去フォニーニに対して一度もセットを落としていない相性の良さも生かして勝ち上がりはしましたが、試合自体はフェデラーにしてはファーストサーブインも50%と良くなかったですし、バックハンドのミスも多かった印象でした。
しかしながら、錦織戦になると別人のようなプレーをしてくる可能性もあるので、錦織圭としては全く気が抜けないでしょうね。
錦織圭との対戦成績は、フェデラーの6勝2敗で、現在フェデラーの5連勝中です。直近では、先月行われた上海マスターズの準々決勝で対戦しており、フェデラーがストレートで錦織圭に勝っています。
フェデラーと言えば、ライジングショットが得意でとにかくプレーが速く安定している選手で、サービスエースも多い選手です。フェデラーはサーブのスピードが200km程度とそれ程速い訳では無いのにエースが多く、ファーストゲームのサーブキープ率が並み居るビッグサーバーと殆ど変わらない成績を残しています。
これは偏にフェデラーのサーブのプレースメントの良さをあらわしていると思います。
さらに、フェデラーは自分のサービスゲームの時は直ぐにサーブを打ってくるため、相手選手に考える暇を与えない内にゲームを終わらせてしまうこともしばしば見受けられます。こういった、単純なサーブのスピードだけではなく、頭を使いながら攻めることが出来るところがフェデラーのサーブ力の強さでは無いかと考えます。
そういった要素もあってか、フェデラーはサーブの調子があまり良くない試合では思いの外苦戦する傾向があります。今大会のフォニーニ戦でもファーストサーブが50%しか入らなかったためか、15-40というピンチを二度招いていました。
これはフォニーニの凡ミスなどにも助けられてなんとか凌いではいましたが、相手選手によってはブレークを許して苦しむ結果になっていた可能性があります。もちろん、フェデラーはサーブだけの選手では無いのであくまでも一つの要素に過ぎませんが、それだけフェデラーにとってはサーブ力が重要なんだと感じます。
逆に言うと、錦織圭のようなリターンの良い選手と対戦するときはとにかくファーストサーブが大事になってくると思っているようで、自身もいつも以上にサーブに集中して挑んできているんだと思います。
そんなフェデラーですが、「正直に言って今大会(パリマスターズ)には優勝を狙いに来ているわけでは無い」とコメントを残しており、自身はツアーファイナルへの調整段階ということなのかもしれません。
確かにファイナル進出を決めているフェデラーにとってはそれ程無理をする必要も無いでしょうし、この大会のサーフェスがツアーファイナルに合わせた速めのサーフェスを採用しているので、練習という面でも適していると思われます。
そのため、現在好調を維持している錦織圭に仮に敗れたとしても、フェデラー本人はそれ程気にはならないのかもしれませんね。
ある意味錦織圭にとっては千載一遇のチャンス!?
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