錦織圭のBNLイタリア国際(イタリア・ローマ)は2回戦が行われ、V・トロイキに 5-7、6-2、6-3のフルセットの末に勝利して3回戦に進出しました。
ここのところ初戦(2回戦)が鬼門になってる感じがします。
それにしてもこの試合、正直錦織圭がこんなに苦戦を強いられるとは予想していませんでした。
錦織圭はバルセロナやマドリードといったスペインでの試合が好調のため、このローマでは活躍の反動から来る疲れが多少は出てもおかしくないとは思っていましたが、最近の錦織圭のフィジカルの調子から考えても、多少プレイの質が落ちても必ずストレートで逃げ切ると思ってたので、この薄氷の勝利には肝を冷やしました(苦笑
それにしても試合中の錦織圭は本当に辛そうでした。
テニス選手の過酷なスケジュールを改めて思い知らされた感じがしました。
家に帰ってリラックスできないことも要因になってるようなことも話してましたが、この際(ウインブルドンの時のように)スペインにも自宅を購入して、クレーシーズンの前線基地にするのも良いんじゃ無いでしょうかね(笑
対戦相手は、錦織圭が先週の試合で初めて勝ったフランス人選手
錦織圭の決勝戦の相手は、
2回戦の対戦相手はガスケ、地元イタリアのセッピをストレートで下しての勝ち上がりです。
ガスケは、基本的にサービスが安定している選手です。
テイクバックで弓矢を引くようにラケットを担ぐのが特徴で、下半身の力をうまく使って打ってくるので凄くサーブが安定しています。
セッピ戦ではファーストサービスの確率が悪かったガスケですが、流石に今回は錦織圭が相手と言うことで修正をしてくるでしょうね。
対戦成績は、錦織圭から見て1勝6敗となっており、相性はすこぶる良くないです(苦笑
しかし、先週のマドリードでは初めて勝っているので、錦織圭自身にも“自信”になっていると思います。
ガスケのテニスは凄くゆったりとしたテニスで、スピンをかけたボールで様々なリターンを返してくるのが特徴ですかね。
そして、いざという時には強烈な片手バックハンドでウィナーを狙ってきます。
先週のマドリード以前はその術中にまんまとはまっていた錦織圭ですが、マドリードでは相手に“間を与えない”プレイをすることで、ガスケのリズムから脱したテニスが出来てました。
恐らく今回も同じようなテニスをすることが求められると思いますし、それをすることで勝機は見いだせると思います。
トロイキ戦での第2、3セットのように、アンフォースドエラーを減らして得意のウィナーを打ち込んでいくプレーを見せて貰いたいです。
また、前述したように彼のスピンサーブは凄くキレているので、セカンドサーブをうまく叩いてポイントに結び付けてほしいと思います。
体調がどこまで回復できているかが心配ではありますが、なんとか乗り越えてくれると信じています。
錦織圭3回戦の試合開始日時と放送日時!
5月12日(木)午後12:00 試合開始予定
(日本時間で、5月10日(火)午後7:00以降の開始予定)
テレビ放送の予定は、
NHK BS1チャンネル
5月12日(木) 19時00分~ 生中継
GAORA SPORTS
5月12日(木) 19時00分~翌7時00分 生中継
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