錦織圭の全仏オープン(フレンチ・オープン)は1回戦が行われ、S・ボレッリに 6-1、7-5、6-3のストレートで勝利して2回戦に進出しました。
天候が悪い中、2日間に渡っての試合となり集中力維持が心配されましたが、流石にいまの錦織圭はこんなことでは砕けないメンタルを持ってますね!とても心強いです。
ちなみに試合内容、、、
圧巻のゲーム運びで1ゲームを先取した錦織圭でしたが、初日に行われた2セット目第5ゲームでは、好調時に偶に出るいわゆる「魔が差した」プレイが出てしまい自滅でブレイクバックを許しました。
錦織圭が不用意なダブルフォルトをしたときは“危険のサイン”なのですが、このゲームでも起こってしまいました。
先日のローマでのジョコビッチ戦第2セットでもそう感じたのですが、1セット目を容易く物にしたときの2ゲーム目は、何故かこういった勿体ないゲームをしてしまうケースがあるように感じます。
油断しているわけでは無いと思うのですが、なんでしょうね・・・気の緩みと言うやつなんでしょうかね、(苦笑
2日目も本来の錦織圭のプレーではありませんでしたが、なんとか1ブレークを奪って勝ちきれる辺りに成長を感じました。
一番気になったのは錦織圭のファーストサーブが52%と低めだったことでしょうか。
クレーコートシーズンに入り、錦織圭のサーブは凄く安定感を感じていたのですが、この試合では中々ファーストサーブが入らず苦労してましたね。
天候も悪かったので、(フラット系の速いサーブでは無く)もっとスピンサーブを効果的に使っても良かった気がしました。
対戦相手は、今シーズン19勝10敗と勢いに乗るロシア人プレーヤー!
錦織圭の2回戦の相手は、
世界ランク40位のアンドレイ・クヅネツォフ(ロシア・25歳)になりました。
身長が185cmで体重が71kgとひょろっとした細めの体つきですが、長い手足を生かしたストロークを得意とした選手です。
1回戦では、ベッカーを相手にストレートで勝ち上がってきました。
今年のマイアミ・オープンではトップ10選手のワウリンカにも勝っており、2016年はまさに飛躍の年になっております。
対戦成績は、錦織圭からみて0勝1敗となっておりますが、この1敗は2010年のウインブルドンまで遡るのであまり参考にならないかもしれませんね。
サービスは200km程度とそれほど速いわけではありませんが、中々力強いストロークを打ってくる選手です。
特に溜めに溜めたアングルへのストロークショットが中々強力なイメージがあるので、錦織圭としては深いストロークを返すことで、相手に溜めたストロークを打たせないようにしたいところです。
クヅネツォフは、クレイと芝のコートが好きだとコメントしてますが、個人的には彼のプレーはハードコート向きのような気がしますね。
なんにせよ今の錦織圭なら実力的には問題なく勝てると思います。
むしろ問題なのはローランギャロスの天候でしょうか。。。
今期間は雨の予報も多いので、体調管理が大変です。
晴れ上がった、気持ちの良い空の下で試合が出来ることを願わずにはいられません。
錦織圭2回戦の試合開始日時と放送日時!
5月25日(水)11:00 試合開始予定
(日本時間で、5月25日(水)18:00の開始予定)
テレビ放送の予定は、
WOWOW
5月25日(水) 17:55~ 生中継
テレビ東京
5月25日(水) 21:00~ 録画
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