錦織圭は、2008年の北京、2012年のロンドンに続いて、自身3回目となるオリンピックに出場します。
前回2012年のロンドンオリンピックでは、順調に勝ち進んでベスト8まで勝ち残るも、準々決勝でデル=ポトロに敗れて、惜しくもメダル獲得を逃してしまいました。
今年のリオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)では、フェデラーやワウリンカなどTOP10選手が5人欠場するということもあり、錦織圭は堂々の第4シードでリオ五輪に挑みます。
第4シードになったことで、ジョコビッチやマレーとは準決勝まで当たらないドローとなり、96年ぶりのメダル獲得が大いに期待されています。
とはいえ、錦織圭の脇腹はまだ完治はしてないようで、オリンピックパーク内のテニス会場で杉田祐一と練習した際も、時折脇腹を押さえる仕草もみせていたそうなので、あまり無理をしすぎないようにして欲しいですね。
因みに、今回日本チームのトレーナーとして、(チーム錦織として共に世界を転戦している)中尾トレーナーが帯同しています。
錦織圭の身体の状態をよく理解できているトレーナーが付いているのはとても心強いですよね。
対戦相手は、今年ツアーで初優勝して波に乗るスペインのクレーコーター!
錦織圭の1回戦(初戦)の相手は、
世界ランク33位の、アルベルト・ラモス=ビノラス(スペイン・28歳)になりました。
シード外選手の中では最上位の選手と言うことで、錦織圭の初戦の相手としては中々厳しい選手との対戦になってしまいました。
ラモス=ビノラスは、今年7月に行われたATP250ツアーにてキャリア初優勝をしています。
今年の全仏オープンでベスト8まで勝ち進んだこともあり、一気にランクを上げてきています。
身長は188cmと長身ですが、サーブのスピードは錦織圭とさほど変わらないので、ストロークでの勝負がカギとなってくるでしょう。
対戦成績は、錦織圭からみて3勝1敗となっておりますが、直近の2013年バルセロナでの試合では錦織圭が敗れています。
ラモス=ビノラスはいわゆるクレーコーターで、今年のクレーコートでの成績が19勝13敗となかなかの成績を残しています。
因みに初優勝したバスタッドの大会のサーフェスもクレーコートでした。
リオ五輪のサーフェスはハードコートなので、錦織圭が有利なのは間違い有りませんが、今回のオリンピック会場のコートは“球足が遅い”ハードコートになります。
錦織圭は、どちらかと言えば球足が速いハードコートの方が得意ですし、なによりこの球足の遅いリオ五輪のサーフェスはラモス=ビノラスのプレイスタイルに適したハードコートと言うことになりますので、今年のローマ大会の対ガスケ戦でみせたような、早い展開のテニスが求められるのではないかと思われます。
ゆったりと打ち合う流れになってしまうとラモス=ビノラスの思うつぼなので、得意のストロークでウィナーを叩き込む積極的なテニスをみせてくれることを期待したいですね。
錦織圭1回戦の試合開始日時と放送日時!
8月6日(土)10:45 試合開始予定
(日本時間で、8月6日(土)22:45の開始予定)
※リオ五輪テニスのオープニングゲームに抜擢されました。
テレビ放送の予定は、
NHK BS1チャンネル
8月6日(土)22:35~(0:50) ライブ
※日本との時差は12時間になります。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。