錦織圭の全米オープンは、第6シードでの参戦となります。
今年はオリンピックイヤーのためハードなスケジュールになっていますが、ロジャーズカップで準優勝、リオ五輪で銅メダルと、テニスの調子自体は悪くないので、怪我をしないように挑んで貰いたいところです。
昨年(2015年)は、一昨年の準優勝で自信を深めて臨んだ大会だったにもかかわらず、まさかの初戦敗退ということで、とても残念でショックな結果となってしまいました。
初戦と言うこともあってか錦織圭の動きが硬く、大事なポイントで凡ミスを犯したことが致命傷となりました。
また、対戦相手だったB・ペールは、一夜にして日本中に名を知らしめるプレーヤーとなり、その後のマスコミの記事でも「錦織に勝ったペール」という紹介のされ方が板に付くようになってましたね(苦笑
※ちなみに余談ですが、昨年B・ペールは見事「カムバック賞」を受賞しています。
今年はQF(準々決勝)でマレーと当たる“マレー山”に入りました。
錦織圭にとっては苦手なプレーヤーで、正直良いドローでは無いかもしれませんが、とにかく先ずは一戦必勝で戦うことが大事になってくると思います。
対戦相手は、アガシの現役最後の対戦相手だったドイツ人プレーヤー!
錦織圭の1回戦の相手は、
世界ランク96位のベンヤミン・ベッカー(ドイツ・35歳)になりました。
2006年の全米オープンで、アンドレ・アガシを破った現役最後の選手として有名になり2014年にはキャリアハイとなる35位を記録しています。
対戦成績は、錦織圭からみて2勝1敗となっています。
2014年には楽天オープンで対戦していて、そのときは錦織圭が2-1と逆転で勝っています。
ベッカーは、サーブとフォアハンドが武器の選手で、サーブで崩して得意のフォアで攻めるテニスを展開してきます。
ちなみに身長が錦織圭と同じ178cmで、ツアーの中では小柄な選手になります。
2006年の全米オープンでは、現役最後のアガシを下して4回戦に進出するなどの活躍を見せ、この年にプロテニス協会の「年間最優秀新人賞」を受賞しています。
(ちなみに2008年の年間最優秀新人賞は錦織圭が受賞をしています。)
そんなベッカーも今年で35歳になり、運動能力やスタミナが全盛期に比べて徐々に落ちてきています。
対戦する錦織圭とすれば、ファーストサーブを入れてストロークで有利に展開することができれば、先ず負けることは無いはずです。
それだけ今の錦織圭とベッカーでは地力の差が有ると思います。
また、全米のコートはカテゴリー5に位置づけられるかなり速いコートになるので、錦織圭が得意のウィナーをバシバシと決める姿を見せて、できるだけ体力温存で勝ち上がって欲しいです。
錦織圭1回戦の試合開始日時と放送日時!
8月30日(火)11:00 試合開始予定
(日本時間で、8月31日(水)0:00の開始予定)
テレビ放送の予定は、
WOWOW
8月31日(火)0:00~ ライブ
※日本との時差は13時間になります。
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