錦織圭の全米オープンは2回戦が行われ、k・カチャノフに 6-4、4-6、6-4、6-3で勝利して3回戦に進出しました。
この試合、終わってみれば3-1の勝利でしたが、内容は中々競った試合でヒヤヒヤしました。
確かにカチャノフは予想以上にテニスの内容が良く、伸びのあるサーブや深いストロークで錦織圭を苦しめていましたが、錦織圭自身も相変わらずサーブの調子が上がらず、この試合はダブルフォルトが7本と凡ミスが多い試合でした。
3セット目、雨で中断後のゲームを取ってこのセットを勝ちきった事で、4セット目の錦織圭のプレーに明らかにゆとりが生まれている気がしました。
とにかく勝てて良かったのですが、心配なのは目の治療を受けた事です。
錦織圭はよく試合中に目を擦る様子を見かけますが、この試合でも途中凄く気にしてました。
錦織圭はチャレンジの成功率も高く、目(動体視力)がとても良いプレーヤーなので、一度しっかり医者に診て貰う必要があるでしょうね。
対戦相手は、ダブルス世界No.1のフランス人プレーヤー!
錦織圭の3回戦の相手は、
世界ランク42位のN・マウ(フランス・34歳)になりました。
2回戦は同郷のP・マチューをストレートで下して勝ち上がって来ました。
これだけのベテラン選手でシングルスでもそこそこ結果を残している選手にも関わらず、意外にも錦織圭とは今回が初めての対戦となります。
先日行われたウェスタン&サザンオープンでは、杉田祐一と試合を行って、この時は3-6、5-7のストレートで負けています。
マウは、過去にシングルスで4回、ダブルスで16回の優勝を誇る選手で、キャリアハイは37位の選手です。
芝のコートを得意としていて、.643というかなり高い勝率を誇っておりますが、クレーコートやハードコートではそれほど芳しい成績は残せていません。
※マウのシングルスにおける4度のツアー勝利すべては、何れもグラスコートです。
マウのプレーの特徴としては、やはりダブルス巧者と言うことも有りネットプレーがとても上手く、絶妙なタイミングで前に出てきます。
錦織圭はリターンが少しでも甘くなれば、前に出てくるマウに簡単に仕留められてしまうでしょう。
また、身長191cmの長身から、伸びのある200kmを超える安定感の高いサーブを打ってきます。
そして、彼の片手バックハンドから放たれるダウンザラインも要注意になってくるでしょうね。
マウのバックのリターンは、スライスが多い傾向があります。
スライスを打った体勢からそのままネットに出てきて仕留めるプレーもよく見かけます。
錦織圭としては、マウのサーブが安定している場合はかなり苦戦を強いられると思いますので、やはりファーストサーブを入れて試合を有利に展開していくことが、一番の勝利への近道となるでしょうね。
錦織圭3回戦の試合開始日時と放送日時!
9月3日(土)19:00 試合開始予定
(日本時間で、9月4日(日)6:00頃の開始予定)
テレビ放送の予定は、
WOWOW
9月4日(日)0:00~ ライブ
※日本との時差は13時間になります。
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