錦織圭のスイスインドアバーゼルは準決勝が行われ、G・ミュラーに 4-6、7-6、6-4の逆転で勝利して決勝戦に進出しました。
序盤は圧倒していた錦織圭ですが、気の緩みからかイージーなミスが立て続けに出るようになり、最初のセットを落としてしまいました。
特にバックハンドのミスが多く、ネットに詰めた後のバックハンドボレーのミスが目立っていました。
2セット目以降は、相手にマッチポイントを握られながらもなんとか集中力を保った錦織圭が、要所々々でサービスエースなどが出て、相手のミスにつけ込み勝ち切ることができましたが、最後まで勝利がどちらに転ぶかわからないような展開でヒヤヒヤしました(苦笑
それにしてもミュラーのサーブはえぐかった!
左利き特有の外側に切れていくセンターへのサーブなんかは分かっていても中々取れそうにない感じでした。
フォアのダウンザラインもとても良くて、錦織圭は何度もやられていましたね。
結局、終わってみれば20本のエースを叩き込まれましたが、それでも負けなかった錦織圭には拍手を送りたいですね!
対戦相手は、錦織圭因縁の相手でクロアチアのエースプレーヤー!
錦織圭の決勝戦の相手は、
世界ランク12位のM・チリッチ(クロアチア・28歳)になりました。
準決勝では、第1シードのワウリンカを破って勝ち上がってきたM・ズベレフを相手に、フルセットの末に勝利しての決勝進出です。
対戦成績は、錦織圭から見て7勝4敗とリードこそしていますが、この2人はいつも接戦を演じている印象があるのでほぼ互角と見ていいでしょう。
因みにチリッチと錦織圭といえば、やはりなんといっても2014年USオープンでの決勝戦が思い出されますね。
ジョコビッチとの大一番を制した錦織圭が決勝で敗れた因縁の相手がチリッチということで、錦織圭としては何としても勝って雪辱したい気持ちもあるのではないでしょうか。
チリッチといえば、198cmの長身から打ちおろすビッグサーブが魅力の選手で、準決勝のズベレフ戦でも16本のエースを叩き込んでいます。
また、ネットプレーも上手くストローク戦でもついてくるので、錦織圭にとっては厄介な相手であることは間違いないでしょう。
左と右の違いこそありますが、ミュラーと似たタイプかもしれませんね。
錦織圭としては、やはりストロークからの展開でペースを掴んでいきたいですね!
そして、ミュラー戦でも良かったドロップショットを効果的に使ってみるのも面白いような気がします。
チリッチもツアーファイナルの進出がかかる大事な試合ということで、錦織圭にとってはかなりタフな決勝戦になると思いますが、是非ここで優勝を成して、今シーズン最後のマスターズとツアーファイナルに向けた良いステップにしてもらいたいところです。
錦織圭決勝戦の試合開始日時と放送日時!
10月30日(日)15:30以降 試合開始予定
(日本時間で、10月30日(日)22:30以降の開始予定)
テレビ放送の予定は、
BS朝日
10月30日(日)22:30~ ライブ
GAORA
10月30日(日)22:20~25:30 ライブ
※日本との時差は7時間です。
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