錦織圭のBNPパリバ・マスターズは初戦の2回戦が行われ、V・トロイキに 6-2、7-5のストレートで勝利して3回戦に進出しました。
1セット目はミスがありながらも圧倒して奪った錦織圭でしたが、2セット目はブレイクしてもブレイクバックをされて追いつかれる厳しい展開に。
トロイキのアンフォースドエラーにも助けられて、なんとかストレートで勝利することが出来ました。
錦織圭自身は試合後のインタビューで、バーゼルの試合で溜まった疲れよりもパリのコートの感覚に手を焼いていると話してましたが、今回のプレーでもそれが見てとれました。
思ってたよりもコートが速く、ボールの跳ね方もバーゼルとは違い予想以上に錦織圭の凡ミスが目立った印象でした。
マレーもかなり初戦で苦労してましたが、やはりどれだけ上位ランクの選手でも、練習もあまり出来ずにぶっつけに近い状態で挑むのは、かなり大変なんですね。
対戦相手は、インドアのハードコートに強いフランス人プレーヤー!
錦織圭の3回戦の相手は、
世界ランク13位で今大会第11シードのJW・ツォンガ(フランス・31歳)になりました。
キャリアハイは2012年にマークした5位で、2008年からずっとTOP10辺りに居続けている安定感の高い選手です。
2回戦では、ラモスヴィノラスにストレートで勝利して勝ち上がって来ました。
ツォンガは、この試合で14本のサービスエースと70%近いファーストサーブを入れていて、中々調子が良さそうです。
因みに対戦成績は錦織圭から見て5勝2敗と相性は悪くないと思います。
過去のこの大会では、2度ツォンガと対戦して2度とも勝利を収めています。
但し、ツォンガ自身も2008年のこの大会で優勝をしたりとコートとの相性も悪くないので、錦織圭にとっては厄介な対戦相手になりそうです。
ツォンガといえばビッグサーブが魅力の選手で、その最高スピード230kmを超えます。
昨年のフレンチOP対錦織戦で、バシバシと強力サーブを放っていたのが印象深いです。
また、身体能力が高く、フランス人テニスプレーヤーらしくストロークからの粘りのあるプレーも出来る選手なので、対戦する錦織圭としては、より質の高いテニスが求められます。
ツォンガには面白いデータが有ります。
過去12度の優勝が有りますが、いずれもハードコートで、そのうち8度がインドアのコートでの優勝になります。
これだけインドアに強いということは、やはり自慢のサーブを風の影響を受けずにバシバシ打つ事が出来ると言うのが、1番の理由なのかもしれません。
地元の大会なので、錦織圭にとってはかなりアウェーな試合になるでしょうが、彼は意外とアウェーでも強いメンタルを保ってプレーする事が出来る選手なので、心配はないでしょう。
コートの感覚を掴んでプレーする事さえ出来れば、三たびこのパリの地でツォンガに勝つ事が出来ると思います。
『二度ある事は三度ある』
錦織圭3回戦の試合開始日時と放送日時!
11月3日(木)19:30以降 試合開始予定
(日本時間で、11月4日(金)3:30以降の予定)
テレビ放送の予定は、
NHK BS1チャンネル
11月4日(金)3:30~ ライブ
GAORA SPORTS
11月3日(木)19:00~翌8:00分 ライブ
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