錦織圭選手のアルゼンチンオープンは、第1シードでの参戦が決まっています。
昨年までの4年間はメンフィスで4連覇を成し遂げていましたが、今年はクレーコートで活躍するために5年ぶりにこのアルゼンチンに戻ってくることになりました。
第4シード(世界ランク18位)で望んだ2012年の大会では、準々決勝で当時第6シード(世界ランク26位)のS・ワウリンカに6-4、6-2で負けてしまいました。
因みにこの年の大会で優勝したのが、当時第1シード(世界ランク5位)で出場したD・フェレールでした。
それから5年の歳月が流れ、今大会では錦織圭が世界ランク5位で第1シードになりました。
2016年のクレーコートシーズンで一層の成長を成し遂げた錦織圭だけに、今年のクレーコートでどれだけやってくれるのか、とても楽しみな大会になりそうです。
対戦相手はアルゼンチン期待の若手プレーヤー!
錦織圭の2回戦(初戦)の相手は、
世界ランク50位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン24歳)になりました。
1回戦は、同郷のバグニス選手をストレートで退けての2回戦進出です。
二人は初めての対戦となります。
シュワルツマンと言えば、170cmというツアー随一の低身長でありながら、フットワークに長けて多彩なショットを打ってくる選手です。
身長が低いこともありサーブのスピード自体はそんなに速くありませんが、とにかくリターン力が高く粘り強い選手です。
相手のサービスを返したリターンからの得点力は、なんと2016年のツアーTOP5に入る実力の持ち主でもあります。
また、クレーコートが得意と言うだけあって、ミスも少ない選手でとてもしぶといテニスをしてくる印象です。
シュワルツマンは、昨年のイスタンブールの大会で念願のツアー初優勝を飾るなどとても波に乗ってきている選手なので、錦織圭としては、ストロークで長引かせずに速い攻撃で仕留めていく必要性が求められるでしょうね。
余談ですが、シュワルツマンの初優勝は、ディミトロフのラケット破壊祭りで決定するというなんとも後味の悪い優勝で、少しかわいそうでした(苦笑
身体は小さくとも、テニス強国アルゼンチンの中で現在No.3の世界ランクを誇る選手なだけに、錦織圭としても侮ることは出来ないでしょう。
地元アルゼンチンの大声援にも後押しされて、実力以上の力を発揮することもあります。
油断せずに、先ずは大事な初戦を無難に切り抜けてくれることを期待したいところですね!
錦織圭2回戦の試合開始日時と放送日時
2月15日(水)21:00以降の試合開始予定
(日本時間で、2月16日(木)9:00以降の開始予定)
尚、残念ながらテレビ放送の予定はありません。
現地との時差は12時間です。
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