バルセロナ・オープン2019 錦織圭の準決勝について、
対戦相手、放送予定等の情報をお届けします。
錦織圭 7位 VS ダニル・メドベージェフ 14位
試合日時
日本時間
4月27日(土)20:30 試合開始予定
現地時間
4月27日(土)13:30 試合開始予定
放送予定
BS朝日とGAORA SPORTSにて放送予定です。
BS朝日
4月27日(土)
20時00分〜 ライブ
GAORA SPORTS
4月27日(土)
20時28分〜2時30分 ライブ
また、WOWOWが加入者限定サービスのメンバーズオンデマンドで錦織選手の試合を生中継します。
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決定力不足も3年ぶりの準決勝へ!
錦織圭のバルセロナ・オープンは準々決勝が行われ、ロベルト・カルバレス・バエナに6-4、7-5のストレートで勝利して、2016年以来3年ぶりに準決勝に進出しました。
この試合でもショットのキレやリターンは素晴らしかったですね。
ファーストサーブも改善されていた気がします。
しかしながら、モナコMSのエルベール戦の時と同じように、今回もブレークポイントを中々決めきることが出来ずに苦戦を強いられました。
さらに、錦織圭がミスを重ねて決めきれていない内に、カルバレス・バエナのプレーが一段と良くなっていった印象でした。
この試合、錦織圭がもし集中力を上げて決めきることが出来ていれば、もっと早く試合を終えることが出来ていたような気がします。
相手もブレークされたくなくて必死になってきますが、そこを上回る集中力で決めきっていかないと、たとえ勝ったとしても次の試合のスタミナが厳しくなってくるので、なんとか改善していってほしいですね。
ここから先はいずれもシード選手で、なおかつ皆ミスの少ない選手ばかりなので、これまで以上の集中力とメンタルの強さを発揮して頑張って欲しいところです。
対戦相手は、昨年からミスの少ない安定したテニスを魅せるロシア人選手!
錦織圭の準決勝の相手は、世界ランク14位のダニール・メドベージェフ(ロシア・23歳)に決まりました。
右利きで、バックハンドは両手打ちのプレーヤーです。
今年も既にソフィアオープンで優勝するなど、これまでツアー選手の中で最も多い24勝を挙げており、昨年に引き続き好調を維持しています。
準々決勝では、第2シードのズべレフを破ったニコラス・ジャリーと対戦しましたが、6-3、6-4のストレートであっさり退けて準決勝まで進んできました。
メドベージェフにとっては、過去4戦全敗と相性の悪いズべレフが負けたことで、ドロー的に俄然有利になりましたよね。
錦織圭との対戦成績は、メドベージェフの1勝2敗です。
直近では、今年のブリスベンオープンの決勝で対戦しており、フルセットで敗れています。
クレーコートでも昨年のモナコMSで対戦しており、この時も錦織圭に敗れていますが、この頃は未だミスも多かった印象でした。
メドベージェフは自らをオールラウンダーだと評価しているように、強力なサーブ、ベースラインでのストローク、そしてネットプレーと三拍子そろった選手になりつつあります。
際立つのはストローク(打ち合い)の部分で、昨年から本当にミスが少なくなり相手選手にとってはかなりの脅威になりました。
特にバックハンドのストロークでは、どうすればミスをしてくれるのか?と相手に思わせるくらい安定感があり、先日のモナコMSで敗れたジョコビッチが「バックハンドであまりミスをしなかった」とメドベージェフのプレーを称賛していました。
今大会はクレーコートということでそれほどネットプレーは仕掛けてきませんが、サーブは相変わらず強力で、ミスの少ないストロークを活かしたテニスは『難攻不落』な存在と言えるでしょう。
若い頃のメドベージェフは、基礎をあまりやりたがらず、若手プレーヤにありがちのメンタルによる起伏が大きい選手だったそうですが、今ではコーチの言葉にしっかり耳を傾けるなど成長の跡が見受けられますね。
今後は、持続力(スタミナ)を付けていくことが課題になってくるでしょう。
果たして調子の上がってきている錦織圭とどのような試合を魅せてくれるのか、楽しみな試合となりそうです。
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