ドバイDuty Freeテニス選手権2021 錦織圭の3回戦について、
対戦相手、放送予定等の情報をお届けします。
Court Central 第三試合
錦織圭 41位 VS アリアス・ベデネ 59位
錦織圭、今季2度目のツアーベスト8進出!
選手名 | 1 | 2 | 3 | 合計 |
錦織圭 | 6 | 6 | 2 | |
A・ベデネ | 4 | 4 | 0 |
試合日時
日本時間
3月18日(木)0:00 試合開始予定
現地時間
3月17日(水)19:00 試合開始予定
放送予定
WOWOWメンバーズオンデマンドにて配信予定です。
3月17日(水)
19時00分〜 ライブ
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リターンからの鋭い攻めで世界13位を撃破!3回戦進出!
錦織圭出場のドバイ・デューティーフリー・テニス選手権は2回戦が行われ、第7シードのゴファン(ベルギー:世界ランキング13位)と対戦し、6-3、7-6のストレートで勝利を収め3回戦に進出しました。
1セット目はお互い様子を見ながらのプレーが続きましたが、2セット目の中盤でゴファンがブレークして4-4になってからは、お互いに攻撃的なプレーでブレーク合戦になりました。
それでも得意のタイブレークで振り切ってなんとか勝利をもぎ取りましたが、もしこの第2セットを落としていた場合、フルセットでは正直ゴファンの方に勢いがあったようにも感じました。
それくらい2セット目中盤からのゴファンは明らかに攻撃的で、錦織圭に攻められる前に自ら攻めることで錦織圭のプレーを封じ込めてブレークを繰り返していた印象を受けました。
何はともあれ世界屈指のストローカーとの試合を勝ち切ったことで、より自信を深めるきっかけになったと思われるので、3回戦以降の試合が楽しみになりました。
一つ気になるとすれば、錦織圭のフォアハンドのショットがたまにふかしてアンフォースドエラーになっていたことでしょうか。
バックハンドについては流石のショットで安定感があったのですが、フォアハンドは少しミスも多くて心配なショットが多かったように感じたので、次戦以降はフォアハンドの精度をもう少し上げてくれることを期待したいと思います。
対戦相手は、錦織とは同世代ながらもこれまで対戦が無かったスロベニアの世界59位!
錦織圭の3回戦の相手は、世界ランク59位のアリアス・ベデネ(スロベニア・31歳)に決まりました。
右利きで、バックハンドは両手打ちの選手で、キャリアハイは2018年にマークした43位です。
1回戦は予選勝者のバンブリ、2回戦はラッキールーザーのジュスティーノという、共に予選で戦っていた選手に勝って3回戦まで勝ち上がってきました。
錦織圭とはこれまで対戦が無く、今回が初めての対戦となります。
ベデネは、歯科医の父と国防省に努める母との間に生まれ、7歳の頃にテニスを始めました。
2008年にプロに転向しますが、スロベニアではテニスのキャリアが停滞していると感じたことからイギリスに渡り、7年間の待機を終えた2015年3月31日をもってイギリス人としての市民権を得ることが出来ました。
当時はアンディー・マレーに次いでイギリスのNo.2選手でした。
しかしながら、国際テニス連盟がイギリス人としてのデビスカップ出場権を認めなかったことから、オリンピック出場を目指して2018年からはスロベニア国籍としてツアーに参戦しています。
ベデネのプレースタイルは、安定したベースライナーでストローク戦を得意としています。
サーフェスとしてはクレーコートを得意としており、通算勝率を上回る5割以上の勝率を残しています。
身長は183cmとテニス選手としてはそれほど大きくはありませんが、200kmを超えるフラットサーブを打ってくるなどサービスエースが割と多めの印象がある選手です。
ベデネは下部大会のチャレンジャーツアーで138勝38敗(.784)という素晴らしいチャレンジャー記録を持っており、16回の優勝を果たしています。
しかしながら、ATPツアーでは(これまで決勝戦に4回進んでいますが)まだ優勝がありません。
また、4大大会やマスターズではこれまで3回戦進出が最高成績をなっており、大舞台で中々結果を残せていないのが現状です。
それでも今年は既に5勝(3敗)という成績を残し、今大会も3回戦まで勝ち上がっており、テニスの調子自体は良さそうな感じです。
元世界4位の錦織圭を相手にどんなプレーをするのかとても楽しみです。
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