東京オリンピック2020 錦織圭の3回戦について、
対戦相手、放送予定等の情報をお届けします。
錦織圭 69位 VS イリア・イワシカ 66位
選手名 | 1 | 2 | 3 | 合計 |
錦織圭 | 7(9) | 6 | 2 | |
I・イワシカ | 6(7) | 0 | 0 |
試合日時
7月28日(水)13:00
放送予定
民放オリンピック公式動画サイト(gorin.jp)にて配信予定です。
民放オリンピック公式動画サイトgorin.jp
⇒ https://www.gorin.jp/live/game/TEN/
フルセットマッチの熱戦を制してリオ五輪に続き3回戦進出!
錦織圭の東京オリンピックは2回戦が行われ、世界65位のマルコス・ギロン(アメリカ)を7-6、3-6、6-1のフルセットで下して、リオ五輪に続いてのオリンピック大会3回戦進出を決めました。
見事な勝利でしたね!
まさにフルセットの強い錦織圭の本領発揮となりました。
それにしても錦織圭はダブルスにも出場していて初日から毎日コートに立ち続けているので、この試合では明らかに身体が少し重そうに感じました。
その結果、凡ミスが殆どなかったギロンとの我慢比べに耐え切れずにエラーを犯してしまう悪循環に入って2セット目を落としてしまいましたが、3セット目は流石錦織圭でしたね!
これでダブルス・シングルス共に勝ち残っているわけですが、次の試合は日程の都合もあるとはいえ、ダブルヘッダーとなってしまいました。
さらにシングルスは昼過ぎの猛暑の中で行われることが決定しており、それまでに錦織圭がどれだけ回復できるかが試合のキーポイントになりそうです。
対戦相手は、今年自己最高のシーズンを送っているベラルーシの27歳!
錦織圭3回戦の相手は、世界ランク66位のイリヤ・イヴァシカ(ベラルーシ・27歳)に決まりました。
右利きで、バックハンドは両手打ちのプレーヤーです。
身長は193cmと長身ですが、サーブやストロークのスピードはいたって平均的なイメージです。
ベースライン上で戦うストロークを主体としており、ネットプレーはそれほど得意ではない印象です。
キャリアハイは先日マークしたばかりの63位で、今回オリンピックには初めての出場となります。
1回戦は第10シードのモンフィス(フランス)にフルセットで勝利し、2回戦もククシュキン(カザフスタン)に対してフルセットの熱戦を戦い抜いて見事な逆転勝利で3回戦に駒を進めてきました。
錦織圭とは初めての対戦となります。
イヴァシカは5歳の頃にテニスをはじめました。
2013年にプロ転向してからも中々ブレイクできずにランキングも100~200位前後を推移するような状況がしばらく続いていました。
今年も最初は108位というランキングからスタートしましたが、これまで13勝(10敗)という見事な成績を残してきてランキングを上げてきました。
イヴァシカは、下部大会の優勝が全てハードコートという成績があらわしているように本来ハードコートが得意な選手ではありますが、今年の好調の要因はハードコート以外のサーフェスでの活躍にあります。
その証拠に今年挙げた13回の勝利のうち実に7回はクレーコートでの勝利、続いてグラスコートでは5勝、得意のハードコートでは1勝しかしていません。
今年4月に行われたBMWオープン(クレーコート)では、予選から勝ち上がって準々決勝では当時世界6位のズベレフ(ドイツ)を破って準決勝まで進む活躍を魅せるなど、ストローク戦の強さが光りました。
さらには、記憶に新しいウィンブルドン選手権(グラスコート)では、見事に4回戦まで勝ち上がるなどの素晴らしい活躍を示しました。
その調子の良さを引っ提げて迎えた東京オリンピック(ハードコート)でしたが、これまでは期待通りの活躍を魅せているといえるでしょう。
ストロークに強い錦織圭とのラリーが楽しみですね。
余談ですが、奇しくも現在錦織圭のコーチであるマックス・ミルヌイは、イヴァシカと同郷(ベラルーシ)の元選手ということで、ミルヌイコーチにとっては複雑な心境かもしれませんね。笑
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。