ウィンブルドン選手権2021 錦織圭の2回戦について、
対戦相手、放送予定等の情報をお届けします。
Court 18 第二試合
錦織圭 53位 VS ジョーダン・トンプソン 78位
選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 合計 |
錦織圭 | 5 | 4 | 7 | 3 | 1 | |
J・トンプソン | 7 | 6 | 5 | 6 | 3 |
試合日時
日本時間
7月1日(木)21時試合開始予定
現地時間
7月1日(木)13時試合開始予定
放送予定
WOWOWとNHKにて放送予定です。
WOWOW
7月1日(木)
18時55分〜 ライブ
NHKEテレ(サブチャン)
7月1日(木)
20時30分〜 ライブ
NHKG
7月1日(木)
23時35分〜 録画
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祝★グランドスラム100勝!勢いのある若手を退けて2回戦進出!
錦織圭のウィンブルドン選手権2021(全英オープン)は1回戦が行われ、オーストラリアのポピリンをストレートで破って2回戦進出を決めました。
ここのところフルセットマッチが続いていたので、ストレート勝利は久しぶりな感じがしました。
この試合、1セット目を難なく取った錦織圭でしたが、2セット目はポピリンのプレーもよくなり、ブレイクを凌ぐシーンも多くみられました。
しかし、ピンチを凌いでワンチャンスを生かしてブレイクが出来たことでリラックスが出来たのか、第3セットはとてもいいプレーが出来ていました。
ポピリンは本来リターンもいい選手ですがこの試合ではネットに引っ掛けてしまうシーンも多くみられ、やはり未だ芝の経験値が足りなかったように感じました。
その点、錦織は上手く適応できていたと思うし、ネットプレーにも安定感がありましたね。
セカンドサーブからのポイント獲得率(74%)がファーストサーブの時(73%)を上回っていたことから、相手選手のリターンに対しての攻めがうまく発揮されていたように感じました。
気になっていた手首も特に問題が無かったようでまずは安心ですね。
雨天順延の影響で2日連続のタフな試合となりますが、1回戦を1時間58分で終えることが出来てフィジカル的には助かりましたね!
対戦相手は、1回戦で第12シードの選手を破って勝ち上がってきたオーストラリアの27歳!
錦織圭2回戦の相手は、世界ランキング78位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に決まりました。
右利きで、バックハンドは両手打ちのプレーヤーです。
キャリアハイは2019年にマークした43位です。
シングルスのツアー優勝はありませんが、ダブルスでは2017年にコキナキスと組んで優勝を飾っており、ダブルスでの経験も豊富な選手です。
1回戦は、第12シードで今年好調のルードをフルセットの末に破り、自身ウィンブルドンで初めての勝利を飾っています。
錦織圭との対戦成績は、トンプソンの0勝1敗です。
2017年のブリスベンで対戦しており、1-6、1-6のストレートで敗れています。
トンプソンは攻撃型のベースライナーでネットプレーを得意としており、隙あらばネットに出てきます。
今大会でも1回戦では実に67回チャレンジして51回成功(76%)させており、ネットプレーから活路を見出していたのが印象的でした。
トンプソンは4歳の頃にテニスを始めており、小さい頃からテニスとラグビーが大好きな少年でした。
ジュニアでは2012年の全豪オープンでキリオスと組んだダブルスで決勝まで進むなど好成績を上げて2013年にプロ転向しました。
プロになってからは鳴かず飛ばずの成績が続いていたトンプソンでしたが、2016年のチャレンジャーツアーで4度の優勝を飾るなど着実にランキングを上げると、2017年の年始に行われたブリスベンではダブルスでツアー初優勝を挙げて勢いに乗ります。
そして迎えた2017年ロンドンのクイーンズクラブで行われた芝の大会1回戦では、当時ランキング1位だったアンディー・マレーを破る金星を挙げる活躍をみせるなど、安定した結果を残していけるようになります。
2019年には年間26勝(22敗)というキャリアハイの成績を挙げるなど、いまでは50位から80位くらいの成績をキープしているような状況です。
そして、今年はウィンブルドンの前哨戦である大会に3度出場(4勝3敗)するなど芝コートでの経験を多く積んで挑んできており、明らかにグラスコートの戦い方に自信を持っているように感じます。
1回戦の疲労がどこまで取れているかにもよりますが、錦織圭にとっては中々簡単にいかない相手となりそうです。
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