パリバ・オープン2021 錦織圭の2回戦について、
対戦相手、放送予定等の情報をお届けします。
STADIUM 5 第一試合
錦織圭 53位 VS ダニエル・エバンス 22位
選手名 | 1 | 2 | 3 | 合計 |
錦織圭 | 6 | 3 | 4 | 1 |
D・エバンス | 4 | 6 | 6 | 2 |
試合日時
日本時間
10月10日(日)3:00 以降試合開始予定
現地時間
10月9日(土)11:00 以降試合開始予定
放送予定
NHKBS1、WOWOWオンデマンドにて放送配信予定です。
NHKBS1
10月10日(日)
3時00分〜 ライブ
WOWOWメンバーズオンデマンド
10月10日(日)
3時00分〜 ライブ
WOWOWでは加入者限定サービスのメンバーズオンデマンドで錦織選手の試合を中心にその他多くの試合を生中継します。
(WOWOWメンバーズオンデマンドは、スマホ・タブレット・PCなどから視聴できます。)
WOWOWはひと月2,530円で加入月は無料ですからね。
ネット申し込みで15分くらいしたら見れます。
WOWOWの新規申し込みはこちらから行えます。
※どっかネットで無料のとこないかなって方はこちらを参考にどうぞ。
世界182位に苦戦も逆転勝利で2回戦進出!
錦織圭のBNPパリバ・オープン2021は1回戦が行われ、ジョアン・ソウザ(ポルトガル)をセットカウント2-1の逆転で下して2回戦進出を決めました。
錦織圭は前日まで腰の痛みが引かずまともに練習できなかったとの事ですが、この試合の序盤はその影響からか思ったプレーが出来ずにタイブレークの末に1セット目を落としてしまいました。
しかしながら2セット目途中からギアを上げて相手を振りきっての逆転勝利!流石でした。
最後はブレーク合戦となって両者ともに疲れている印象を受けましたが、大事な初戦を勝てたことで次の試合ではプレーの修正をして挑んでくれることでしょう。
それにしても相手のソウザ選手は、世界182位ながらも予選を戦っていることからかサーフェスへの理解度も高く、予想以上にいいプレーが出来ていたようにも感じました。
やはりインディアンウェルズは例年通りの遅いコートで、速いコートを好む錦織圭にとっては中々ウィナーが決まらず厳しい大会になりそうですね。
対戦相手は、今年ツアー初優勝を飾ったイギリスの世界22位!
錦織圭の2回戦の相手は、現在世界ランク22位のダニエル・エバンス(イギリス・31歳)に決まりました。
右利きで、バックハンドは片手打ちの選手です。
現在キャリアハイ更新中で、今年はツアーで初めて年間勝利数が20勝を超えた年になっています。
エバンスのプレースタイルと言えばやはりバックのスライスが印象的で、バック側に来たボールはほぼスライスで返球してきます。
スライスからの展開も仕掛けてくることが多く、浅い返球になったときはすかさずバックのスライスを切りながらネットに出てくるプレーをすることも多く感じます。
こういったスタイルから球が速いコートで切れたスライスが伸びてくるので、どちらかと言えば速いコートの方を得意としている印象ですが、今年はクレーコートのモナコ・マスターズで世界1位のジョコビッチやゴフィンといった強豪を倒してベスト4まで進む活躍を魅せています。
また、ネットプレーに長けていることあってかダブルスでも活躍をしており、今年はマイアミとモナコという二つのマスターズで決勝戦まで勝ち上がる成績を残しており、今大会(インディアンウェルズ)でも同郷でダブルスのスペシャリストでもあるスクプスキと組んでダブルスにエントリーしています。
エバンスの身長は175cmとツアーでは低めでサーブもそれほど速くはありませんが、とにかくスライスのリターンが厄介なので錦織圭にとってはいかにエバンスのスライスを崩すテニスができるかがカギとなってくるでしょう。
錦織とのこれまでの対戦成績は、エバンスの1勝3敗です。
直近では2020年の全仏オープン1回戦で対戦しており、この時は錦織圭が3-2のフルセットで勝利しています。
ちなみに2017年にはインディアンウェルズ(2回戦)でも対戦していて、この時も錦織圭がストレートで勝っています。
エバンスは7歳の時に父親とのスカッシュがきっかけでテニスをするようになりました。
ヨーロッパの16歳以下のランキングでトップになったエバンスは、2006年に16歳という若さでプロに転向しました。
その後ツアーでは鳴かず飛ばずで中々結果が残せませんでしたが、下部大会のチャレンジャーツアーで8回の優勝を積み上げるなど着実に結果を残し、2016年にようやくトップ100入りを果たしました。
翌年も全豪オープンで4回戦進出をするなどの好成績を残して世界ランキングを41位まで上昇させていた2017年6月絶頂期に事件は起こりました。
『禁止薬物のコカイン使用によりドーピング違反を受けて資格停止処分』
その後更生を認められてか約1年後の2018年に5月、世界ランキングは1195位で下部ツアーに復帰を果たしますが、ツアーでは1勝も挙げることはできませんでした。
それでも2019年に再びトップ100入りを果たすと、その後は安定した活躍を示して現在に至っています。
果たして今大会はどんな活躍魅せるのか、楽しみな試合となりそうです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。