全仏オープンテニス2021 錦織圭の3回戦について、
対戦相手、放送予定等の情報をお届けします。
Court Simonne Mathieu 第二試合
錦織圭 49位 VS アンリ・ラークソネン 150位
| 選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 合計 |
| 錦織圭 | ||||||
| H･ラークソネン |
試合日時
日本時間
6月4日（金）20:00 試合開始予定
現地時間
6月4日（金）13:00 試合開始予定
放送予定
WOWOWとテレビ東京にて放送予定です。
WOWOW
6月4日（金）
17時50分〜 ライブ
テレビ東京
6月4日（金）
25時53分〜 録画
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2試合連続のフルセットマッチを乗り越えて2年ぶりの3回戦へ！
錦織圭の全仏オープン2021（フレンチ・オープン）は2回戦が行われ、ロシアのカチャノフに3時間59分フルセットで勝ちきって2年ぶりの全仏オープン3回戦進出を決めました。
3セット目を終えてセットカウント1-2、そして4セット目も先にブレークを許して追いかける展開からの見事な逆転勝利で、センターコートで観戦していたファンもとても楽しめたゲームだったのではないでしょうか。
ちなみに、勝利を収めた第2、4、5セット目は、錦織圭がだいぶコートの中に入ってリターンをしていてとてもアグレッシブでした。
それにしても5セットマッチの最終セット勝率.787（26勝7敗）は伊達じゃありませんね！
しかしながら、裏を返せばそれだけ体力を消耗しているわけで、ここまで勝ち上がっている選手の中で唯一8時間を超えた試合を戦っています。
ツアーでは小柄で体力的にはどうしても劣勢を敷かれる錦織圭なだけに、体力の消耗具合が気になるところです。
次戦以降は、もっとアグレッシブにネットプレーなどを増やして、ショートポイントで勝ち上がるテニスができることを期待したいところです。
対戦相手は、グランドスラム初の3回戦進出を成し遂げたスイスの29歳！
錦織圭3回戦の相手は、世界ランク150位のアンリ・ラークソネン（スイス・29歳）に決まりました。
右利きで、バックハンドは両手打ちのプレーヤーです。
キャリアハイは2017年にマークした93位で、ツアー優勝はありません。
今大会は予選から勝ち上がっており、既に5試合を戦っています。
特に2回戦では、第11シードのバウティスタ・アグートをセットカウント3-1で下して自身のキャリアを通じて初めてグランドスラム3回戦に進んできており、今大会でのプレーの調子はとてもよさそうな印象です。
錦織圭とは初めての対戦となります。
元テニス選手の父親とフィンランド人の母との間に生まれたラクソネンは3歳の頃にテニスを始めます。
16年間フィンランドで過ごした後、プロ転向をきっかけにスイスに引っ越したラクソネンは、2013年に21歳の若さでデビスカップのスイス代表に呼ばれましたが、練習態度の悪さでチームから除外されてしまいます。
同チームのメンバーのワウリンカからも「コーチに不平不満を言う選手と同じコートに立ちたくない」とコメントしておりその後もこの二人が同じメンバーとして出場することはありませんでした。
それでもラクソネンは、（ランキングが100～200位を行ったり来たりしている中で）その後もスイスの代表として何度もデビスカップ代表として戦っており、スイスの若手がいかに成長出来ていないことも懸念されてきました。
最近は下部大会が主戦場で、今年は全仏オープンが始まる前まで0勝4敗というツアー成績でしたが、今大会に入ってから躍進を遂げています。
ラクソネンはフォアハンドが強力な選手で、特に回り込んで打ってくる逆クロスへのフラットなショットは威力があります。
また、200km越えのファーストサーブや高く跳ねるキックサーブも打てるので、サービスゲームでより強さを発揮してきます。
本来であればハードコートなどの速いコートで力を発揮する選手ですが、クレーコートでのスローな展開のストローク戦が意外にも本人にはあっている印象です。
これまで過去の全仏オープンではあまり芳しい成績が残せていませんでしたが、今年はミスの少ないテニスで初の3回戦進出を果たしており、錦織圭に対しても失うものは何も無い的なテニスで挑んでくると思われます。
力量としては錦織圭に分がありますが、試合は錦織圭の体力がどこまで回復できているかがキーポイントとなりそうです。
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